カテゴリー: パニック障害について

  • パニック障害の原因と向き合う – 現代社会で生きづらさを感じているあなたへ

    パニック障害の原因と向き合う – 現代社会で生きづらさを感じているあなたへ

    現代社会では、私たちは非常に多くのストレスにさらされています。仕事や家庭のプレッシャー、人間関係の悩み、社会的な期待と自己の矛盾。

    特にパニック障害を持つ方々にとって、このストレスは日常的な問題であり、心の安定を保つことが難しくなります。高いストレスレベルや不安感が、パニック発作を引き起こす一因となることが多いのです。

    パニック障害とは?

    パニック障害は、予期せぬ恐怖や不安に支配される状態を指します。これには心拍数の急激な増加、息苦しさ、動悸、めまい、さらには体が震えるような感覚が伴います。

    パニック発作が突然起こり、その後も発作が繰り返される恐怖に悩まされることが多いため、生活の質が大きく低下してしまうこともあります。

    現代社会とパニック障害

    現代社会は、特に精神的な負担を抱えがちな環境です。過度な競争、常に忙しい日常生活、対人関係の複雑さなどが、パニック障害を引き起こす背景にあることがよくあります。

    現代人は「完璧を目指さなければならない」というプレッシャーを強く感じ、自己評価が低くなりがちです。これが心に大きな負担をかけ、パニック障害を引き起こす要因となります。

    特に、社交的な場面や公共の場所(新幹線、映画館、ショッピングモールなど)でパニック発作を経験する方が多く、その恐怖がまた次の発作を引き起こすという悪循環に陥りやすいのです。

    パニック障害の主な原因

    • 遺伝的要因 研究によると、パニック障害には遺伝的な要因があることが分かっています。家族に同じような症状を抱える人がいる場合、その影響を受ける可能性が高いとされています。
    • ストレスと環境要因 パニック障害の発症には、過度のストレスが重要な役割を果たします。仕事や学校、家庭でのプレッシャーが長期間にわたると、心身に大きな負担がかかり、パニック発作を引き起こすことがあります。
    • 心の不安定 パニック障害を抱える人は、物事に対して過度に不安を感じやすい傾向があります。常に最悪の結果を想像し、不安感が募ることが発作を引き起こす原因となります。
    • 過去のトラウマや心的外傷 過去のトラウマや心的外傷が、パニック障害の原因となることもあります。特に過去に大きなストレスを受けた出来事がトリガーとなって、パニック発作が起こる場合があります。

    現代社会の生きづらさと心のケア

    現代社会に生きる私たちは、ますます複雑な状況に直面しています。物事を一人で解決しなければならないプレッシャー、そして「完璧にこなすべきだ」という期待が、心に大きな負担をかけています。

    特に、生真面目で気にしやすい性格の方々は、このような環境において特に苦しむことが多いでしょう。社会的なプレッシャーに圧倒され、心が折れそうになっている方にとって、パニック障害は非常に辛い病気です。

    そんな中、パニック障害を克服するためには、まず自分の心と向き合い、原因を見つけることが必要です。そして、過度なプレッシャーから解放される方法を見つけることが大切です。

    心を落ち着けるためには、リラックス法や深い呼吸法が有効です。

    パニック障害の治療法とアプローチ

    パニック障害の治療は、主に薬物療法と心理療法に分かれますが、東洋医学のアプローチも非常に効果的です。以下の方法を試してみることをお勧めします。

    • 薬物療法 抗不安薬や抗うつ薬など、薬物療法は多くの方にとって症状の改善に役立ちます。しかし、薬物だけでは根本的な治療にはならない場合が多いため、併用して他の方法を試みることが推奨されます。
    • 心理療法 カウンセリングや認知行動療法(CBT)などが効果的です。自分の考え方や感じ方を見直し、不安や恐怖に対する認識を変えることができます。
    • 東洋医学(鍼灸) 東洋医学、特に鍼灸は、心と体を整えるために非常に効果的です。鍼灸による治療は、身体のエネルギーの流れを整え、精神的なバランスを取り戻す手助けとなります。特に、ストレスが溜まりやすい人には、心身のリラックスを促す方法として非常に有効です。
  • パニック障害はこうやって良くなる!

    パニック障害はこうやって良くなる!

    長年パニック障害に悩んでいると、これ良くなるのかなー、みたいに治っていくイメージができなくなったとしても仕方ないことです。

    東洋医学では「病は気から」と言いますが、良くなるのも気から、で、気はイメージすることが大切です。

    何度もお伝えしていますが、心の器としての体が整うことで、パニックも改善していきます。

    ①左の首が緩んで

    ②左の鎖骨周りが緩んで

    ③背骨の左、肩甲骨の間が緩んで

    パニックの本当の原因である心・心臓が整っていくことで、あなたの今の辛い状況は必ず変わっていきます。

    25年間も苦しんでいたパニック障害が良くなったこの方のように↓

    ぜひ良くなるイメージを明確に持って、出口が見えないように感じているそのトンネルを抜け出していきましょう。

  • パニックで高速道路に乗れないならこの方法!

    パニックで高速道路に乗れないならこの方法!

    これは新幹線、トンネル、映画館など、なんでも良いのですが、ある条件の時に発作が起こって、それ以降そこに行けなくなってしまう、これはパニックの厄介な点です。

    これに対して、今までもこのチャンネルで何度も紹介している、心の器である体を整えて根本的に心の問題を解決していくのが一番重要なのですが、今回は、ある程度体が整ってきた段階でやって欲しい方法を紹介します。

    この時期には、大事にしすぎないということが重要です。

    たとえば脚の筋肉を痛めた、筋肉が回復した段階で今度は鍛えていく必要があります。
    とはいえ、やり過ぎればまた怪我をしてしまいます。

    これと同じことがパニックでも言えます。

    高速道路にのるのが不安なら、すぐに降りられるような一区間だけ高速道路に乗って、大丈夫だという成功経験を積み重ねていきます。

    これをすることで大丈夫なんだという自信がついてきて、少しずつパニックを克服していけるのです。

    これは認知行動療法ではエクスポージャーと呼ばれる、非常に有効な手段ですので、パニックで悩んでいる人はぜひ実践して見てください。

     

  • パニック障害を良くするには内臓から

    あなたはパニック発作に感謝できますか?

    パニック障害を良くしたい?じゃあ内臓から改善していきましょう!

    今までの動画で何度も言っていますが、体という器の上に心が載っていて、体が乱れることで上に載っている心も乱れてしまう、それによってパニック障害に限らずメンタルの問題は起こると東洋医学では考えます。

    なので、いくら心を薬やカウンセリングで改善しようとしても、体そのものの乱れがそのままだと効果が薄いわけです。

    じゃあ、この体の何が乱れているのか?

    肝、心、脾、肺、腎の五臓を中心に東洋医学では体を見ますが、特にパニック障害に限らずメンタルの問題と関係が深いのが「心」です。

    この「心臓」を乱す一番の原因が心労です。

    不安に思ってしまうこと、完璧主義、こうあらねばならないという囚われ、自分を犠牲にしてしまう、気にしい、真面目・・・そういった思考のクセ、心の在り方が心労となって「心臓」を乱します。

    この東洋医学の考えを受け入れて、心の器である「心臓」を整えていくことで、パニック障害から解放されている人は驚くほどたくさんいるんです。

    この「心臓」を整えるツボをご紹介したいと思います。

    左腕、手首のしわの中央と肘のしわの中央を結んだ線で、三等分した肘より三分の一の場所に「郄門」というツボがあります。

    ここを軽く触れる程度で押しながら深呼吸を1分。

    ぜひ試してみてください!

     

  • パニック障害に悩むあなたへ。パニック発作に感謝できますか?

    あなたはパニック発作に感謝できますか?

    はあ?どういうこと?こんなに辛いのに、苦しいのに、何言ってるの?💢

    パニックになったことがあるんですか?無いなら、わかりもしないのに適当なことを言わないでください!💢

    もし、あなたがそう思うのであれば、上の動画を最後まで見ることをお勧めします。

    そもそもパニックになりやすい人は、カチっとして、真面目で、自分を犠牲にしてしまうという、まあ、基本いい人すぎて、生き方が窮屈なんです。

    窮屈な生き方をしていることによって、あなた自身の体を乱してしまっています。

    心の器である体が乱れることで、心まで乱れてパニックになってしまうわけです。

    言い換えると、窮屈な生き方で自分の体を犠牲にしているのを、あなたの体が黄色信号から赤信号を出している、それがパニック発作なのです。

    今の生き方のままだとまずいよ、とあなたの体が知らせてくれる、ありがたいメッセージと考えることができるのです。

    あなたはその体からのメッセージに、どう答えますか?

     

  • 緊急対策!パニック症状になりそうな時これをしよう!

    パニックになりそうな時は、これをしよう。

    夏場の暑苦しい時期には、パニック発作も起こりやすくなってきます。

    パニック発作をどうにかしようとするのではなく、パニック発作が出ない体に整えていくことが根本的な解決策になります。

    当院が推奨するセルフケア(YouTubeなどで配信中!)も、基本的にはパニック発作が起きない体に整えていくためのもので、パニック発作が起きそうな時になんとかするものではありません。

    しかし、パニック発作が起きそう、となった時に、何もできることがないのか?というとそうでもありません。

    今回は、「あ、なんか変」「また発作起きちゃうかな」となった時にぜひ速やかにやって欲しい、応急処置のケアの方法です。

    これは、もとはバタフライハグというセルフケアがもとになっているのですが、そこに東洋医学のツボも加えてより効果的な方法になっています。

    鎖骨の下のところに「周栄」というツボがあります。

    ここを両腕をクロスさせて、トントントンと優しく叩いてあげてください。

    その時にこちらの動画の内容も忘れず、パニック発作に感謝できると更に効果的です。
    ↓↓↓

    これはかなり強力な応急処置の方法ですよ。

     

  • パニック障害の人必見!【超簡単】100均で買える孫の手セルフケア

    パニックの人必見!【超簡単】100均孫の手セルフケアをご紹介します!

    肩甲骨のあたりって凝りやすいですよね。

    もし、あなたが左側だけよく凝るなら、要注意です。パニックになりやすいかもしれません。

    パニックというと心の問題と捉えがちです。でも本当の原因は体にあります。で、その体というのは、東洋医学の五臓「肝」「心」「肺」「脾」「腎」の中の「心」です。

    左の肩甲骨にはこの「心」に関係のあるツボがあって「心」が乱れていることで、このツボにサインが出ます。

    それが『こり』です。

    「心」の乱れは、パニックだけなく、鬱などのいわゆるメンタル疾患、不眠、動悸、更年期障害などにもつながってくるので、要注意です!

    左の肩甲骨を緩めて「心」を整える、100均で手に入る孫の手のセルフケアをお伝えします。

    肩甲骨の内側に「膏肓(こうこう)」というツボがあります。

    この肩甲骨が閉じて背骨側に近づいていると、このツボは隠れてしまうので、肩甲骨を開いてツボが隠れないようにするのがコツです。

    仰向けに寝て、肩甲骨を開いて、孫の手のボールを持ってきます。

    そのまま体重を乗せて左の膏肓に当てます。

    体重を乗せすぎるとかなり痛いので、体の角度で調整するのがポイントです。

    体重を乗せて、深呼吸をして1分、1分×3回。

    ぜひ試してみてください。

     

  • 真夏にパニック障害の人がゴーヤを食べるべき東洋医学的理由

    パニック障害の人はゴーヤを食べましょう!

    真夏にパニックの人がゴーヤを食べるべき、東洋医学的理由を紹介したいと思います。

    東洋医学では、「木」「火」「土」「金」「水」の五行が、自然界の全てに関わってくると考えます。

    五臓「肝」「心」「脾」「肺」「腎」も、それぞれ木火土金水と繋がっています。

    また季節も五行と関係していて、「夏」は五行の中の「火」のグループに入り「心臓」も同じく「火」のグループに入っています。

    そのため、パニックの本当の原因である「心臓」が真夏にが乱れてしまうので、パニック発作が多くなってしまうのも東洋医学的に理由がつくわけです。

    食べ物の味も、食材のこの五行と繋がってきます。

    酸っぱい味は「木」のグループ。甘い味は「土」のグループに入ります。

    そして「火」のグループに入るのが、苦味です。

    この苦味によって、暑さで乱された心を整えることができるわけです。

    暑い沖縄でゴーヤがよく食べられるのも、東洋医学的には説明がつきます。

    さあ、今夜はゴーヤチャンプルーを。

     

  • パニック症状には鉄を摂れ

    パニックの人は鉄分を摂りましょう!

    鉄分とメンタルの関係はお医者さんの中にも、その重要性を謳っている先生がいますし、論文でも発表されています。

    事実、私の患者さんの中にも、体を整えてある程度改善していたのに、途中から改善のスピードが落ちていた方が、鉄分を摂るようになって一気によくなったケースがあります。

    いくら体を整えても、そもそも不足している栄養素があれば、それは補う必要があります。

    血液検査で、貧血じゃないよという人でもフェリチンの値が低い場合、かくれ貧血となってしまいますので要チェック!

    食事で鉄分を十分に補給できるなら良いのですが、結構大変です。

    サプリメントに頼るのが一番手っ取り早い方法になります。

    ただ、その時に一つ注意が必要です。

    ヘム鉄とキレート鉄があります。

    海外からの個人輸入で手にいれられるキレート鉄は、非常に体内に吸収しやすいため、すぐにフェリチンの値が上昇やすいのですが、鉄過剰症になってしまうケースがあります。

    本来、鉄は必要量以上は体内に取り込まれないのですが、キレート鉄だけは鉄が十分に足りててもさらに吸収できてしまうため問題になっていますので、気をつけてください!