カテゴリー: テニス肘・ゴルフ肘

  • 【改善事例】セミプロゴルファーのゴルフ肘

    54歳 男性 群馬県 前橋市

    主訴

    ゴルフ肘(上腕骨外側上顆炎)

    症状

    ゴルフ歴20年。ここ5、6年ほどは毎日練習をしている。

    それまでも痛みを感じることもあったが、半年ほど前より両肘の痛みを強く感じるようになってきた。

    上腕骨外側上顆炎。

    ゴルフのスイングはできる。

    何気なしにペットボトルを持った時に強い痛みが出る。

    また、何もしていない状態でも痛みを感じることもある。

    高周波治療、シップなどをしている。

    治療

    扁桃弱体化があるので、それに対する治療と肘局所の治療をおこなった。

    使用したツボは、曲池 天牖 手三里 曲泉etc

    経過

    一回目の治療後、翌日は多少軽くなった程度。

    二回目の治療後も同様の経過。

    三回目の治療後もほとんど同様の経過。

    三回の治療で、今一つ効果がはっきりしなかったので、大成堂の裏メニューである剛の鍼をすることに。

    そこから二回の治療で、10→1程度までに軽減する。

    初回から数えて、全六回の治療で、ほぼ痛みはなくなり略治として一旦治療は終了した。

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    それから二ヶ月後、今度は腰痛で来院。

    腹筋マシーンのワンダーコアをしてから腰が痛くなる。

    一回の治療で痛みは10→1程度に。

    全二回で略治として治療を終了。

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    それから五ヶ月後、今度は肩の痛みで来院。

    結帯動作をすると肩から腋窩にかけて痛みを感じる。

    ゴルフのスイングでも痛みを感じる。

    一回の治療で10→3~4程度に軽減。

    全二回で略治として治療を終了。

    この時に、朝起きる時に腰が痛いことを相談される。

    朝起きた直後や、夜中に目覚めてトイレにいく時の動き出しに、イタタタタとなって素早く動けない。

    動いているとだんだんと軽くなって、日中は気にならない。

    この腰痛は長年のもので、今まで何をやっても改善しなかったのであきらめていたが、さまざまな症状が改善していることから、もしかしたらと思う。

    月に一回程度で治療を継続することに。

    現在10ヶ月ほど経過し、腰の痛みは10→6程度にまで軽減し、治療を継続中。

    最初のゴルフ肘は剛の鍼がポイントに

    最初の症状のゴルフ肘は、三回ほど治療をおこなっても今一つ改善がみられませんでした。

    そのため、裏メニューである剛の鍼をおこなうことにしました。

    肘痛に対する剛の鍼は非常に効果がある反面、刺激が強く痛い治療です。

    今まで剛の鍼でテニス肘、野球肘を治療した患者さん達は、みな歯を食いしばって痛みを我慢しながら治療を受けていました。

    この患者さんにも、剛の鍼の効果と痛みについて説明していましたが、最初は恐がってスタンダード治療をおこなっていました。

    しかし、経過が今一つな事もあり、剛の鍼をやってみるということになりました。

    非常に痛がって、歯を食いしばって剛の鍼を受けていました。

    大成堂の裏メニュー「剛の鍼」の詳細はこちら

    トレーナーのようにさまざまな症状に対して

    ゴルフ肘を改善したことから、体にトラブルが起こると来院するようになりました。

    その都度、そのトラブルを改善してきたことによって、信頼を得ることができました。

    肩の痛み、腰の痛みなどに対処し、長年のあきらめていた腰痛にも治療をお願いされるようになりました。

    体のトラブルだけでなく、体のコンディションを整える目的のためにも来院されるようになり、月一のトレーナー的な関係となっています。