カテゴリー: 皮膚症状

  • 【改善事例】皮膚の湿疹に悩むエステ店長

    38歳 女性 群馬県 伊勢崎市

    主訴

    湿疹 皮膚のかゆみ 腰痛

    症状

    2年前に足に湿疹がではじめたことがきっかけで、現在は全身に出ている。

    9月10月にひどくなる。

    病院ではステロイドとかゆみ止めが出されて、使い続けていくことと言われている。

    小さいころにはアトピー性皮膚炎だった。

    5、6年前にぎっくり腰になった。

    寝つき悪く、夜中に目が覚める。

    エステティシャンで、お店の店長であり、仕事が終わるのが遅く、帰宅が夜9時過ぎになってしまうので、食事も遅く、就寝も遅くなってしまい夜更かしをしてしまう。

    毎晩ビール500mlを飲んでいる。

    治療

    週に一回のペースで治療をスタート。

    瘀血、肝臓弱体、扁桃弱体、椎骨脳底動脈に問題があり、それに対する治療を中心におこなった。

    毎晩お酒を飲んでいて、肝臓弱体の反応が出ているので、休肝日を作るようにアドバイス。

    使用したツボは、陰陵泉 四瀆 曲池 太衝 肩髃 築賓 崑崙 天柱etc

    経過

    美容鍼に以前から興味を持っていて、当院でも受けられるとしり、二回目からは上記の症状に対する治療と同時に美容鍼も一緒におこなっていった。

    二回目の治療後、かゆみ軽減。かきむしる事は無くなった。

    お酒の量も少なくしたとのこと。

    美容鍼の効果は、顔の触った感じがとても良い。化粧水のしみ込む感じが全然違う。

    三回目の治療後、腹部のかゆみは無くなって来た。膝窩はかゆい。下腿もかゆい。かゆみが強い時は、むくみが強くなる。

    四回目の治療後、強いかゆみは無い。体調も良い。

    五回目の治療後、足首の内側の一部分だけがただれてかゆみが強い。

    その他はかゆくない。

    六回目の治療後、足首のかゆみは変わらず。

    お店のスタッフに、美容鍼のことは何も言っていないのに、肌の状態が良いことに対して「何かやっているんですか?」と言われた。

    その後、体の治療、美容鍼ともに間隔を広げ、二週に一回、そして月に一回としていった。

    半年後、かゆみもほとんど無い状態になった。

    皮膚の症状に使えるとっておきのツボ

    皮膚の症状全般、特に湿疹や皮膚のかゆみに使えるとっておきのツボがあります。

    それが、肩髃築賓です。この患者さんにも使用しています。

    この二つのツボは解毒のツボとして有名です。

    皮膚の症状は、体内の毒が体表に出てきたために起こることが多く、皮膚だけをみてどうにか治療を使用とすることは的外れになってしまいます。

    このため、東洋医学では、体内の毒をデトックスすることで皮膚の症状を改善させていくわけです。

    この二つのツボには、鍼も良いですし、お灸も良いです。

    また特筆すべきは、パッチ鍼のような、ずっと貼っておけるミニ鍼がとても使い勝手が良いです。

    貼ってある間はずっとかゆみが抑えられていて、剥がれるとスグにかゆくなるというケースが多く、ヘタなかゆみ止めを使うぐらいなら、このツボにパッチ鍼などを貼っている方が効果が高い印象です。

    エステティシャンも認める美容鍼の効果

    この患者さんが店長を務めるエステ店では、外部から美容鍼灸の先生が月に一度やってきて美容鍼の施術をしていくそうです。

    そういったこともあり、以前から美容鍼にも関心を持っていました。

    大成堂には、体の治療目的で来院されましたが、美容鍼のメニューもある事を知って、治療と美容鍼を同時に受けられることになりました。

    美容鍼の効果に対しても、エステティシャンという職業柄、明確に実感をされていました。

    また、美容鍼を受けていることを知らないスタッフから、顔の状態が良いことを指摘されることもあり、絶対の信頼をいただくことになりました。

    美容に意識の高い人ほど、その効果を実感されています。