カテゴリー: 耳鳴り

  • 【改善事例】1年前から耳鳴りとめまいを感じ、めまい発作で仕事ができなくなる不安を抱えている40代男性

    S・A様

    49歳 男性 埼玉県 深谷市

    初診

    平成29年7月20日

    お悩みの症状

    左耳鳴り めまい

    S・A様が当院に来院された経緯

    一年前のある日、突然耳鳴りを感じるようになったSさん、会社でめまいと吐き気が出現して病院に駆け込みました。

    そのような発作が2回起こってからというもの、耳鳴りはずっと続いていて、めまいの発作も時々起こるようになってしまいました。

    めまいの発作が起こるのは、だいたい天気の悪い時でした。

    一時期、まったく発作が起こらなくなった時がありましたが、梅雨時に再びめまいの発作がおこるようになって以来、天気に関係なく突然起こるようになってしまいました。

    初回カウンセリングの様子

     

    [baloon-line-left img=”https://taiseidou.ozaki-junji.com/wp-content/uploads/2018/01/fujitafukidashi_0112110806.png”]Sさん、初めまして。本日治療を担当する院長の藤田です。よろしくお願いいたします。

    めまいが頻繁に起こるようになったとのことですが、もう少し詳しく今までの状況を教えていただけますか?[/baloon-line-left]

    [baloon-line-right img=”https://taiseidou.ozaki-junji.com/wp-content/uploads/2018/01/danseiwakai.jpg”]はい、一年ほど前の朝、突然左の耳鳴りが聞こえるようになって、なんだろうと思ったのですが気にせず会社に出勤しました。

    しかし、会社で突然めまいと吐き気が出て、会社を早退して病院に駆け込みました。

    病院で検査をしてもらったのですが、特に異常はみつからず、何が原因なのか分かりませんでした。

    それからというもの耳鳴りはずっとしていて、天気の悪い時に突然めまいが起こるようになってしまいました。

    数ヶ月して、一時期めまいが起こらなくなったのですが、梅雨時になってぶり返してからは、天気に関係なく週に何回もめまいが起こるようになってしまいました。

    仕事に支障がでてしまい、いつ発作が起こるかとビクビクしています。[/baloon-line-right]

    [baloon-line-left img=”https://taiseidou.ozaki-junji.com/wp-content/uploads/2018/01/fujitafukidashi_0112110806.png”]以前よりめまいの発作も頻繁になって来ていますし、仕事にも支障が出ているのは大変ですね。

    めまいの発作が起こった時の状況を、もう少し詳しく教えてください。[/baloon-line-left]

    [baloon-line-right img=”https://taiseidou.ozaki-junji.com/wp-content/uploads/2018/01/danseiwakai.jpg”]はい、最初突然汗が出てくるようになって、それに続いてフワーとめまいを感じるようになります。一旦発作が起こると、2時間ほど続きます。[/baloon-line-right]

    [baloon-line-left img=”https://taiseidou.ozaki-junji.com/wp-content/uploads/2018/01/fujitafukidashi_0112110806.png”]病院で検査をしたとのことですが、何科にかかりましたか?[/baloon-line-left]

    [baloon-line-right img=”https://taiseidou.ozaki-junji.com/wp-content/uploads/2018/01/danseiwakai.jpg”]耳鼻科と脳神経科です。何も異常はないとのことで、めまいの薬を出されて、それをずっと飲んでいますが・・・[/baloon-line-right]

    [baloon-line-left img=”https://taiseidou.ozaki-junji.com/wp-content/uploads/2018/01/fujitafukidashi_0112110806.png”]めまいというと、耳か脳が原因と一般的には考えられていますが、そこに異常がないのにめまいに悩む方は多くいます。

    実は、首の問題でめまいが起こるケースが非常に多くあって、Sさんの場合もそれに該当する可能性が高いのです。

    では、今から問題の原因を見つけていきたいと思います。[/baloon-line-left]

    検査の結果

    検査を行っていくと、

    頚椎の三番の問題椎骨脳底動脈循環不全のサインがみられました。

    頚椎三番はめまいとの関係が深いポイントです。

    椎骨脳底動脈は脳への血流に関与していて、ここに問題があるとめまいを引き起こします。

    耳鳴りは、耳周囲のトリガーポイントが確認できて、この問題が直接耳鳴りの原因になるのと同時に、耳への血流にも悪影響をおよぼしていることが見受けられました。

    これらの原因を改善させて、耳鳴りを鎮め、めまいの発作が起こらないようにしていきましょうとお伝えしました。

    また、耳鳴りめまいが起こるようになったのと同時期に、むくみやすくなったとの情報が引き出されました。

    お腹を触ると、非常に冷えていました。

    治療

    週に一回のペースで治療をスタート。

    使用したツボは、陰陵泉 四瀆 左曲池 難聴点 翳明 完骨 etc

    経過

    初診(7月20日) 

    頚椎三番の圧痛と、椎骨脳底動脈循環不全のサインとなる圧痛ともに四瀆と外関への無痛鍼によって消去させました。

    その後、耳周囲のトリガーポイントに鍼と灸をして緩め、施術を終了しました。

    左外関に施術をする時に、左の中指、薬指、小指が切断されていることに気がつきました。

    お話しを伺うと、15年ほど前に仕事中の事故で切断してしまったとのことでした。

    実は、この左手の指が切断されていることも、左耳鳴りに関与するのですが、それは考察で触れたいと思います。

    施術のツボに対してマーキングをして、自宅でのセルフ灸の指導を行いました。

    二診目(7月27日) 

    前回の治療後、それまではめまいが起こると2時間は続いていたのが、10分程度でおさまるようになったとのことでした。

    指導したセルフ灸もしっかりと行い、一回の施術で改善傾向がみられ前途洋々だと伝えしました。

    前回と同じ施術を行い、一週間後に来院するようにお伝えしました。

    三診目(8月2日) 

    前回の施術後めまいは起きていない。耳鳴りも小さくなっているとのこと。

    引き続き、順調に改善傾向がみられているので、施術も変えず初診、二診目と同様に行いました。

    五診目(8月24日) 

    めまいは引き続き起こっていない。「めまいが起こったら・・・」という恐怖心をずっと持っていたが、それもなかったと喜ばれていました。また耳鳴りも3分の2程度まで小さくなってきているとのことでした。

    六診目(8月31日) 

    めまいは無かったが、仕事でじっと坐っている時にやや不安感を感じた。

    この時期は梅雨と同じで、湿気が非常に多い季節です。この辺りがやや不安感を感じる状態に影響していると判断しましたが、今までの施術の積み重ねがあるので問題はないと判断しました。

    なお湿気に関しては、上記の指の切断と合わせてめまいに影響をおよぼしますが、これも考察のところで詳しく触れたいと思います。

    ※1クール六回の施術を終えた時点で、かなりの改善傾向がみられているので、施術間隔を二週間に一回のペースに伸ばしても問題ないと判断し、その旨をお伝えしました。

    七診目(9月14日) 

    めまい無く、耳鳴りも引き続き徐々に小さくなっている。

    十診目(11月2日) 

    めまい無し。体調良い。耳鳴りは半分にまで小さくなった。

    ※状態が安定しているものの、将来まためまいが起こったらという漠然とした不安は持っているので、施術間隔を三週間に一回のペースに伸ばして引き続き施術を行ってい来ましょうとお伝えしました。

    十三診目(1月5日) 

    めまい無し。耳鳴りは仕事中などは全く気にならず、静かな時に気になる程度。

    ※現在も三週間に一度のペースで施術をしながらセルフ灸を続けて、体調は非常に良い状態を維持できています。

    総括

    [baloon-line-left img=”https://taiseidou.ozaki-junji.com/wp-content/uploads/2018/01/fujitafukidashi_0112110806.png”]

    今回のSさんは、突然の耳鳴りとめまいになやまされていましたが、実は突然に問題が起こったのではありません。

    左の指を15年前に切断していますが、まずこのことが耳鳴りの原因となっています。

    特に左の薬指と小指は、鍼灸医学では耳や頚椎三番と直接のつながりがあると考えています。

    15年前の指の切断の影響が、耳やめまいを起こす首のさまざまな部分に徐々に影響をおよぼして、コップに水が徐々に溜まって最後にあふれ出るように、あたかも突然耳鳴りとめまいが起こったのです。

    また、湿気がめまいの発作とリンクしていますが、東洋医学では「水毒」と呼んで、耳鳴りやめまいの大きな原因と考えられています。

    耳鳴り、めまいが起こるようになったのと同時期にむくみ易くなったり、湿気のある季節に悪化しているのはそのためです。

    Sさんは、指導したセルフ灸もまじめに継続してくれましたが、お灸は体内の余分な水分を捌いてくれる働きがあるので、このことも改善を速める要因となったと考えられます。

    なによりも、Sさん自身が積極的に治して行こうという意思をもって継続して来院されたことが、良い結果につながりました。

    Sさん、将来仕事を続けられるかという不安が解消されて本当に良かったですね。

    もしこれをお読みのあなたも同じような症状で悩んでいるのでしたら、Sさんのように積極的に治して行こうとする意思をもつことが、今の状況を改善する一歩になる事を知って欲しいと思います。

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  • 【改善事例】砂糖が原因?!季節の変わり目にめまいがひどくなる高校の先生の改善までの経緯

    患者

    35歳 男性 群馬県 佐波郡玉村町

    初診

    平成28年8月7日

    主訴

    めまい 耳鳴り

    症状

    1年前より、季節の変わり目にめまいを感じるようになる。

    1~2ヶ月前から、だんだんめまいを強く感じるようになり、耳鳴り(高音)も感じるようになる。

    動こうとするときにフワーとめまいを感じる。

    耳鳴りは夜寝る時に感じる。

    病院で検査をしてもらったところ、特に異常はみつからず。

    デスクワークが多く、パソコンでの仕事が多い。

    視力が悪く、コンタクトをしていないと0.02.

    20歳ごろから頭痛は感じていて、目の奥や、後頭部に痛みを感じるようになっていた。

    検査

    体を診ていくと頚椎3番・5番の問題がみられた。

    頸椎の3番の異常がめまいの原因になるケースは非常に多く、この患者さんにも問題が見られた。

    また糖代謝の異常もみられ、すい臓疲労(慢性膵炎様の腹)のサインまで見られる状態だった。

    糖代謝異常は、筋のコンディションに悪影響を与えめまいの原因にもなる。

    治療

    週に一回のペースで治療をスタート。

    検査の結果より、頸椎3番・5番の調整、糖代謝異常の調整、脳底動脈の循環の調整に対する治療をおこなった。

    使用したツボは、陰陵泉 曲泉 四瀆 太白 崑崙 T11夾脊穴 天柱 etc

    経過

    一回目の治療(8月17日)、治療後少し楽になった。

    初回来院時の体の状態を10として、健康な状態を0と仮定した場合、10→7に軽減。

    二回目の治療(8月24日)、治療後は、首肩にコリを感じるようになった。10→7のまま。

    三回目の治療(11月10日)、治療後は、3~4日間は4程度に軽減した。その後は7程度に戻った。

    四回目の治療(9月7日)、治療後、最初10→6程度に、その後7程度に。

    五回目の治療(9月14日)、治療後は10→5程度に。めまいがひどくなくなってきた。急に頭を動かした時のめまいはあるが、以前ほどではなくなってきた。

    六回目の治療(9月22日)、治療後は10→3~4程度に。そのほか気になる事は無い。

    七回目の治療(9月28日)、治療後10→3。

    八回目の治療(10月5日)、治療後3~4日は10→0~1程度に。その後は2~3に。

    ※状態が良くなってきたので、治療間隔を二週に一回のペースに変更。

    九回目の治療(10月19日)、10→0~1。悪くても2程度だった。

    喉のつまり感が、以前からあったが、ここ1,2週間強くなっている。

    十回目の治療(11月2日)、ほとんど無い感じ。のどのつまり感もない。

    ※状態が良いので三週間間を開けることにした。

    十一回目の治療(11月24日)、部活で二泊三日で出かけた。

    休みの次の日、疲れてくると10→1~2程度に。

    十二回目の治療(111月10日)、10→1~2程度。

    ※やや状態が戻ってしまったので、二週間後に来てもらうことにした。

    十三回目の治療(平成29年1月18日)、治療後ずっと大丈夫で10→0、今週に入って10→2.

    ※また状態が良くなってきているので三週間後に来てもらうことに。

    十四回目の治療(2月8日)、。昨日、一昨日に少し違和感が出た程度で、ずっと調子良かった。

    十五回目の治療(3月2日)、大丈夫。

    十六回目の治療(4月5日)、大丈夫。

    ※職場の学校が遠くに移動になってしまい通院できないこともあり、ひとまず略治として終了。

    治療のふりかえり

    この患者さんは、比較的時間がかかったものの、順調に改善する経過をたどった方でした。

    初診時お腹を診ると糖代謝異常のサインが、更にはすい臓疲労のサインまでが出ていました。

    砂糖の摂りすぎは、インシュリンを絶え間なく分泌させるので、すい臓疲労につながって行きます。

    血糖値やヘモグロビンA1cは問題ない状態でも、問題のある状態です。

    水面下で問題があるものの、水面上には出てきていないので、検査では問題のない状態になってしまうのです。

    これを未病の状態と言います。

    この状態でいると筋肉のコンディションが悪くなって、筋肉のトラブルにつながる事も多くあります。

    この患者さんの、めまいの直接的な原因は首の筋肉にありました。

    糖代謝異常が首の筋肉に問題を起こして、それがめまいにつながったわけです。

    このため治療としては、糖代謝の異常に対しての治療と、首の筋肉を緩める治療を組み合わせて進めていきました。

    結果、最終的には日常生活でめまいは気にならない状態になりました。

    職場の高校が、今まで前橋だったのが館林になってしまい、大成堂に来院できる時が分からなくなってしまったこともあり、ひとまずは略治として大成堂を卒業されていきました。

  • 【改善事例】中学生の時から繰り返すぐるぐる回るめまい、耳鳴りがつづく先天性難聴の20代女性

    患者

    29歳 女性 群馬県 太田市

    初診

    平成28年9月

    主訴

    ぐるぐる回るめまい 耳鳴り

    症状

    先天性難聴あり。

    お母さんと一緒に来院。問診時のコミュニケーションは、こちらの話す言葉は口の動きで理解できる程度で、上手く理解できない時はお母さんが助け舟を出す状況。

    中学生の時に、グルグルとフワフワのめまい、耳鳴りが出現した。

    その時は服薬で治まった。

    それから半年に一回繰り返してめまい、耳鳴りが出るようになる。

    今回は、10日前に三日間グルグルめまいが出現。

    三日間で治まってからは、耳鳴りとフワフワめまいがずっと続いていて現在会社を休んでいる。

    三ヶ月間仕事を休みしっかりと治したいと思い、大成堂に来院された。

    食欲低下。

    便通は一日一回。

    スノボ、スキーをしていてむち打ちになった事は何度もある。

    治療

    週に一回のペースで治療をスタート。

    脈は沈弱やや緊で、エネルギーが弱い状態の上にストレスがかかっている状態が見受けられた。

    また、頸椎の問題、椎骨脳底動脈の問題、瘀血の問題、扁桃弱体の問題が見受けられたので、それに対する治療をおこなっていった。

    使用したツボは、陰陵泉 四瀆 築賓 曲池 紹介 崑崙 翳明 難聴点 etc

    経過

    一回目の治療後、当日は調子良かったが、次の日にめまいが出現し、嘔吐、耳鳴り。

    それからずっとめまいも出ている。

    二回目の治療後、めまいは無かった。耳鳴りは10→8に軽減した。

    肩こりが以前よりも楽になった。

    三回目の治療後、めまいは無くなった。出ていない。耳鳴りは10→4に軽減。

    肩ははりを感じる程度。

    四回目の治療後、めまいは出ていない。耳鳴りが一日あったがその後は無かった。

    五回目の治療後、めまい出ていない。耳鳴りも出ていない。

    来週から仕事に復帰することになり、略治として治療終了。

    なぜ首を治療することでめまいが改善するのか?

            

    この患者さんは先天性の難聴で、初回はお母さんと一緒に来院されました。

    最初にお話しを伺って行く時に、こちらからの話は口の動きを読むいわゆる読唇術で理解をし、それで分からない場合に、お母さんが助け舟をだすというコミュニケーションでした。

    この患者さんのめまいと耳鳴りは、話を伺っていく中で難聴とは関係がないと判断しました。

    スキーやスノーボードの経験があり、よく転んでいたそうです。

    むち打ち的に首に衝撃を受けると、その時は治ったかのように思えても、頸椎に問題が潜在的に残る場合があります。

    めまいの原因として多いのは、耳よりも首です。

    頸椎に問題が存在するようになると、頸椎の周りの筋肉にトリガーポイントという組織ができます。

    そして、頸椎を通って脳に入っていく動脈である椎骨脳底動脈の血液循環に影響がでてきます。

    そうするとめまいがおこります。

    そのため、トリガーポイントを緩め、椎骨脳底動脈の循環を良くすることでめまいが改善されるのです。

    これは、西洋医学では見落とされているめまい発生のメカニズムなので、多くのめまい難民が生れてしまっています。

    めまい程多くはありませんが、耳鳴りに関しても、耳周囲のトリガーポイントと、耳への血液循環の問題でおこる場合があります。

    この患者さんは、そのケースに当てはまったようで、めまい、耳鳴りともに全6回の治療で略治となりました。

    総括

    首を治療することで改善できるめまいや耳鳴りの人は、実は多くいます。

    西洋医学では見落とされてしまうところなので、めまい難民といわれる方が非常に多くいるのも事実です。

    首を治療することで改善できるのに、それを知らないことで治る機会をのがしているとしたら非常にもったいないことです。

    あなたのめまいも首が原因かもしれません。