カテゴリー: 生理不順

  • PCOSと診断され二ヶ月に一回の生理不順に悩でいた30代女性が妊娠するまでの経緯【改善事例】

    E・T様

    31歳 女性 群馬県 太田市

    初診

    平成27年11月11日

    お悩みの症状

    生理不順。二ヶ月に一回の生理。

    E・T様が当院に来院された経緯

    当初Tさんはまだ未婚でしたが、将来結婚をして希望した時に妊娠出来るように、生理不順を今から良くしておきたいと思い来院されました。

    生理は20代のころからずっと遅れがちでした。

    一年半前にPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)と診断されてピルを一年間服用していました。服用開始から半年は30日に一回の生理が来るようになっていましたが、その後は2ヶ月に一回に戻ってしまいました。

    交際している人もいて、結婚も視野に入ってきていることもあり、何か良い方法は無いかと思い「女性ホルモン」「生理不順」といったキーワードでネットを調べていたところ、大成堂を見つけ連絡をされてきました。

    初回カウンセリングの様子

    [baloon-line-left img=”https://taiseidou.ozaki-junji.com/wp-content/uploads/2018/01/fujitafukidashi_0112110806.png”]Tさん、こんにちは。本日治療を担当する院長の藤田です。

    まずはお体の状態を詳しく教えていただけますか?[/baloon-line-left]

    [baloon-line-right img=”https://taiseidou.ozaki-junji.com/wp-content/uploads/2018/01/jyoseiwakai.jpg”]20代後半から生理不順がひどくなり、生理が来ないことがストレスでイライラしてしまうようになってしまいました。

    一時期ピルを飲んでいたのですが、最初は生理も順調になったのですが、また不順になってしまい止めてしまいました。

    現在生理の周期は二ヶ月に一回程度です。[/baloon-line-right]

    [baloon-line-left img=”https://taiseidou.ozaki-junji.com/wp-content/uploads/2018/01/fujitafukidashi_0112110806.png”]生理が遅れることで、それがストレスになるのですね。

    ストレスによって、また生理は不順になりますから、悪循環に陥っていますね。[/baloon-line-left]

    [baloon-line-right img=”https://taiseidou.ozaki-junji.com/wp-content/uploads/2018/01/jyoseiwakai.jpg”]イライラしてしまうので、こんな生活はやめたいと思っています。

    交際している人もいて、まだ分かりませんが将来結婚するとして、今から生理を整えておきたいと思っています。[/baloon-line-right]

    [baloon-line-left img=”https://taiseidou.ozaki-junji.com/wp-content/uploads/2018/01/fujitafukidashi_0112110806.png”]生理の時の状況を教えてください。[/baloon-line-left]

    [baloon-line-right img=”https://taiseidou.ozaki-junji.com/wp-content/uploads/2018/01/jyoseiwakai.jpg”]生理痛はありますが、薬は飲んでいません。

    生理前はイライラしたり、気持ちの落ち込みが強いです。食欲も増進します。[/baloon-line-right]

    [baloon-line-left img=”https://taiseidou.ozaki-junji.com/wp-content/uploads/2018/01/fujitafukidashi_0112110806.png”]Tさんのお体の状態はだいたい分かりました。

    Tさんの生理を順調にして、将来結婚をしたときのために妊娠しやすい体を準備していきましょう。

    では、更に詳しく検査をして、お体を診ていきますのでこちらにどうぞ。[/baloon-line-left]

    検査の結果

    脈を診ると、弱くてエネルギー不足ですが、その中に緊張が存在していました。

    緊張しやすく、ドキドキしやすく、首肩こりもあり、無意識に緊張しやすい体だというのが分かります。

    お腹を診ると、血のめぐりの悪さ(瘀血)と、副腎疲労の存在が見て取れました。

    また骨盤内血液循環不全のサインも出ていました。

    緊張が続いたことで、副腎が疲弊し、血のめぐりが悪い状態なっている体だということが浮き彫りになってきました。

    初回の治療

    骨盤内の血液循環を高めるためのツボと、瘀血を取り除くためのツボを使用し、強力に血のめぐりを高めた。

    卵巣の機能を高めるためのツボも使用。

    加えて、不妊のツボとして有名な中条流のツボも使用。

    中上流のツボは、江戸時代から使われている歴史のある不妊のためのツボです。

    使用したツボは、陰陵泉 中封 復溜 崑崙 次髎 梨状etc

    セルフ灸の指導もした。

    経過

    二診目(11月19日)

    セルフ灸をしたが、煙の臭いがダメ。

    無煙のせんねん灸も使ったがダメ。

    仕方がないので、セルフ灸をしてもらうのは断念に、治療したツボに置き鍼を貼ってお灸の代わりとすることにした。

    三診目(11月27日) 

    肩こりがやや良くなった。

    5日前に高温期に入ったようだったが、また下がってしまい、高温期が安定していない。

    四診目(12月4日)

    イライラする。お腹がすく。肌荒れがある。

    緊張感は減ってきた。眠れるようになってきた。

    五診目(12月10日)

    前回の心臓のツボで緩んだ感じがする。

    緊張しなくなっている。夜も眠れる。

    六診目(12月18日) 

    首肩がこる。腰が痛い。

    七診目(12月29日) 

    4日前から高温期が続いている。

    八診目(平成28年1月6日) 

    腰は、置き鍼が貼ってある間は楽だった。

    はがしたら痛みが戻ってきた。

    九診目(1月15日) 

    腰の痛みは10→3レベル。

    肩はちょっと楽。

    1月7日に生理になり、6日間。いつもと同じ生理の状況だった。

    十診目(1月22日)

    腰はだいぶ良くなった。

    肩も良くなっているが、まだある。

    1月13日に生理が終わり、まだ低温期。

    十一診目(1月29日)

    腰は良い。肩はまだある。

    まだ低温期。

    寝る時に足の裏に樹液シートを貼っている。

    十二診目(2月5日)

    今日、体温が上がったと思ったが、二回目に体温を測ったら下がっていた。

    腰は大丈夫。

    肩もだいぶ良い。

    十三診目(2月17日)

    肩こりは、自分で肩をもむようなことが無くなった。

    腰は大丈夫。

    仕事をしている時にドキドキすることがあった。

    交際している彼氏の両親と会ってきた。

    十四診目(3月4日)

    前回治療4日後に生理が来た。

    1日目、2日目は量が多く、6日間。

    十五診目(3月18日)

    肩こり強い。

    緊張はあまりしないようになった。

    甘いものは、意識して控えている。

    十六診目(4月1日)

    肩こりがひどい。

    十八診目(4月29日)

    体調的に大きな変化は無し。

    結婚前に彼氏と一緒に住むことになる。

    ※これ以降、不定期に来院。

    二十二診目(12月28日)

    生理は38日周期

    肩がこる。

    生理前に眠い、食欲亢進していた。

    二十三診目(平成29年2月4日)

    今年10月に結婚することになった。

    結婚をしたら、本格的に妊活をしていく。

    生理39日周期

    二十六診目(6月3日)

    職場が移動になって、落ち着かない場所になった。

    生理は33日周期

    二十八診目(11月16日)

    10月の結婚式は無事終わった。これからは積極的に妊活をしていく予定

    今回の生理は29日周期

    二十九診目(12月1日)

    生理は30日周期

    三十診目(12月23日)

    生理は34日周期

    今回、生理痛は全くなかった。

    三十一診目(平成30年1月19日)

    昨年年末27日28日にタイミング法をしたが、30日が排卵だったので微妙。

    今回はダメかも・・・

    三十二診目(1月19日)

    妊娠した。現在9週目。

    このため、今回から妊活ではなく、安産の施術に移行。

    三十三診目(3月23日)

    来週14週目に入る。

    悪い夢をよく見るようになった。

    仕事は6月中旬までする予定。

    三十四診目(4月28日)

    六ヶ月になった。順調。

    悪い夢はみなくなった。

    三十五診目(5月19日)

    便秘がちになった。

    予定日は9月23日

    総括

    [baloon-line-left img=”https://taiseidou.ozaki-junji.com/wp-content/uploads/2018/01/fujitafukidashi_0112110806.png”]卵巣の中には、沢山の卵の素があります。

    この中のいくつかが毎月大きくなっていき、その中でも一番健康な卵が育って排卵となります。

    PCOSでは、中途半端な卵がたくさん育ってしまい、排卵もしにくい状態になります。

    なかなか排卵されないと、脳下垂体からLH(黄体化ホルモン)と呼ばれるホルモンがたくさん分泌されて卵巣の皮が硬くなってしまい、余計に排卵しにくい状態となってしまい、無排卵や月経周期が長くなってしまうのです。

    Tさんは来院時、生理周期は2ヶ月に一度でした。

    まだ結婚もしておらず、切羽詰まった状況でもない中で、まずは骨盤内の血のめぐりを高めて、健全な卵が育つ環境を作っていくことになりました。

    治療を続けていく中で、生理の周期が30日前後と正常になってきた時期と、結婚をしてタイミング法での妊活を開始した時期が、ちょうど良いタイミングとなり、すぐに妊娠をされました。

    現在は、妊娠中のケアとして安産のために治療を継続中です。[/baloon-line-left]

  • 【改善事例】妊活希望の29歳女性教師、職場のストレスで生理不順に悩み妊活はりを希望して来院

    F・K様

    29歳 女性 群馬県 高崎市

    初診

    平成27年2月24日

    お悩みの症状

    生理不順 肩こり 冷え性

    F・K様が当院に来院された経緯

    Kさんは小学校の先生です。

    約半年前(昨年8月)に結婚をしてから、徐々に生理が遅れるようになりました。

    現在、まだ同居はしておらず、今年の4月から一緒に住む予定とのことで、今のような生理が不順の状態では妊娠できるか心配で、そのことにストレスや不安を感じていました。

    妊娠しやすい体になりたいと思い、ネットで女性ホルモンのバランスを整える方法は無いかと調べていて、大成堂のサイトを見つけました。

    初回カウンセリングの様子

     

    [baloon-line-left img=”https://taiseidou.ozaki-junji.com/wp-content/uploads/2018/01/fujitafukidashi_0112110806.png”]Kさん、初めまして。本日治療を担当する院長の藤田です。

    早速ですが、生理が不順になり始めた時の状況を詳しく教えていただけますか?[/baloon-line-left]

    [baloon-line-right img=”https://taiseidou.ozaki-junji.com/wp-content/uploads/2018/01/jyoseiwakai.jpg”]半年前の去年の8月に結婚をしまして、まだ同居はしていません。

    2ヶ月後の4月に同居をする予定です。

    ちょうど結婚をしたあたりから、徐々に生理が遅れるようになりました。

    もともとは31日周期でしたが、40日前後に送れるようになってしまいました。

    同居をしたら、妊活をしたいと考えていて、今までこんな生理が乱れたこともなかったので、このまま生理が安定しない状態で妊娠出来るか心配しています。[/baloon-line-right]

    [baloon-line-left img=”https://taiseidou.ozaki-junji.com/wp-content/uploads/2018/01/fujitafukidashi_0112110806.png”]そうですか。妊活を予定している中で、今まで順調だった生理が乱れるようになって不安に感じているんですね。

    妊活を予定している中でストレスによっても、女性ホルモンのバランスが崩れて、生理は乱れやすくなります。

    結婚という行為事態、例え良い事だとしても人の体にとってはストレスとなります。

    もう少し状況を教えてもらえますか?[/baloon-line-left]

    [baloon-line-right img=”https://taiseidou.ozaki-junji.com/wp-content/uploads/2018/01/jyoseiwakai.jpg”]実は小学校の教員をしていまして、とても大変なクラスを担当しています。

    このまま続けることが辛くて、職場には移動を申し出ています。

    もし希望の職場に移動できない場合は、仕事を変えようか悩んでいます。[/baloon-line-right]

    [baloon-line-left img=”https://taiseidou.ozaki-junji.com/wp-content/uploads/2018/01/fujitafukidashi_0112110806.png”]なるほど、結婚だけでなく、職場が大変なことも強いストレスとなっているようですね。

    婦人科の受診はされましたか?[/baloon-line-left]

    [baloon-line-right img=”https://taiseidou.ozaki-junji.com/wp-content/uploads/2018/01/jyoseiwakai.jpg”]はい、検査をしても異常はみつかりませんでした。[/baloon-line-right]

    [baloon-line-left img=”https://taiseidou.ozaki-junji.com/wp-content/uploads/2018/01/fujitafukidashi_0112110806.png”]分かりました。

    ではこれからKさんのお体を検査していって、今どのような状態なのか調べていきたいと思います。[/baloon-line-left]

    検査の結果

    検査を行っていくと、

    腹部の反応点を探って(腹診)いくと、左下腹部に強い圧痛がみられました。

    これは瘀血(おけつ)があるサインです。

    また副腎、卵巣、子宮の反応点にも圧痛があり、問題があることを示すサインが出ていました。

    卵巣と子宮にサインがあるのは納得しやすいですが、なぜ副腎にもサインが出ているのでしょうか?

    体に強いストレスがかかると、それに対抗するためにコルチゾール(副腎ホルモン)が分泌されます。

    常にストレスにさらされていると、副腎が頑張ってコルチゾールを出し続けることになってしまいます。

    そして、最終的に副腎は疲れてしまい、副腎疲労になってしまいます。

    そうなるとコルチゾールは分泌できなくなって、痛みや炎症などの問題が起こってきてしまうのです。

    Kさんには、血の巡りをよくして瘀血(おけつ)を取り除くこと、骨盤内の血流を高めて卵巣、子宮の状態を良くすること、副腎の疲労を取り除くことを中心とした施術を行っていくとお伝えしました。

    治療

    毎週の通院が難しいとのことなので、セルフ灸をしっかりとしてもらう事をお伝えして、だいたい2週間に一回の通院となりました。

    使用したツボは、陰陵泉 四瀆 左中封 次髎 復溜etc

    加えて、毎日の自宅でのセルフ灸を指導。

    経過

    初診(2月24日) 

    不安、ストレスを強く感じているので、大前提としてお話を詳しく伺い、安心、リラックスをしてもらうように努めました。

    それに加えて、瘀血を取り除き、副腎の働きをサポートし、骨盤内の血流を高めて卵巣、子宮の状態を良くするための施術を行っていきました。

    最初は、左下腹部(瘀血の反応点)を左中封への無痛鍼によって消去させました。

    その後、副腎の機能をアップさせるツボへの施術、骨盤内の血流を高めるツボへのお灸を順次行い、初回の施術を終了しました。

    妊活に限らず、婦人科のさまざまな症状にとって大敵である足の冷えもあるため、自宅で冷えのためのセルフ灸やその他セルフケアの指導を合わせて行いました。

    二診目(3月4日) 

    前回と同様に、瘀血を取り除き、骨盤内の血流を高め前回の治療に加えて、頭にこもった熱を取り除くための施術を加えました。

    ストレスや不安で脳を使い過ぎていると、脳がオーバーヒートを起こします。

    そのため頭に昇った熱が下がるように、首を緩める施術を加えました。

    三診目(3月18日) 

    昨夜、こたつでうたた寝をしてしまい、今朝起きたらお腹が張っていて、便がスッキリ出なかった。

    3日後に、職場の移動願いが通るかの結果が分かるとのことで、かなりストレスフルになっていました。

    そのためお腹の働きにも影響が出ている状況です。

    瘀血のための左中封への施術は、実は腸の活動を高める働きもあるので、一石二鳥の効果です。

    職場移動のことや、終わりに近づいている3学期のことなどもあり、ストレスのピークという感じの状態でした。

    四診目(3月30日) 

    5日前に生理が来た。今回は31日周期で、正常の期間だったとのことでした。

    希望の職場に移動ができたとのことで、ホッとした様子。

    昨日業者にお願いして引っ越しをした。

    治療をスタートして一回目の生理が正常の周期になったこと、職場の移動も希望通りとなり、新たな生活のスタートも準備万端と、良い状態になってきました。

    五診目(4月15日) 

    新生活のストレスを感じている。

    新しい職場は、以前より良いとのこと。

    ※職場でのストレスは軽減するようになったのですが、今度は同居という新しい生活にストレスを感じるようになっています。

    Kさんは、基本的にストレスを感じやすい性格のようです。そのため、一貫して出来る限りお話を聞いて、ストレスを発散するようにしていきました。

    七診目(4月29日) 

    夕食後にリビングのソファでうとうとと寝てしまうと、ご主人がグチグチ言うので、それがストレス。

    夜、ご主人はすぐに自分の部屋にこもってしまい、コミュニケーションも取れずに不満を感じているとのことで、こんなはずじゃなかったとまで言われました。

    生理がまだ来ていない。

    前回は31日周期で、3月25日に生理が来たのに、今回はまだ来ない(現時点で34日経過)。

    同居は失敗だった?とまでいう勢いだったので、詳しくお話を伺い、悩みを受け止めながら施術を行いました。

    八診目(5月13日) 

    昨日産婦人科で診てもらったところ、めでたく妊娠6週目!

    前回の施術時、生理がまだ来なかったのは妊娠していたためで、すでに悪阻が出はじめているので、悪阻のためのお灸のポイントにマークをするのみで施術は行いませんでした。

    妊婦のための東洋医学的生活法の資料をお渡しし、それを参考にライフスタイルに注意するように、そして安定期に入ったらまた来院するようにお伝えしました。

    九診目(8月11日) 

    安定期に入り、悪阻も落ち着いている状態。

    現在、学校は夏休みに入っていて、11月に産休に入る予定。

    前回の妊婦のための資料に書かれているように、甘いものをひかえているとのこと。

    妊娠中の体の状態は妊娠までに決まり、出産時の体の状態は妊娠中に決まります。

    安産のために、出来るだけ動く、歩く、甘いものは摂りすぎないなど、生活をする上で注意すべきことをお伝えしつつ、施術によるサポートも出産直前まで続けるようにお話をしました。

    十診目(9月9日) 

    男の子と判明。

    立ち上がる時に、時々腰に違和感を感じるとのこと。

    十一診目(9月29日) 

    前回の腰とは違う場所を、立ち上がる時に痛めてしまった。

    ギックリ腰?とのことでした。

    状態を診ていくと、腰というよりも仙腸関節とその周りの筋肉のトラブルと判明したので、その部位の緊張をとりのぞく施術をしました。

    十二診目(10月14日) 

    前回の治療後、2日ほどで痛みは無くなったとのことでした。

    今回は首から頭にかけての痛みあり。

    後頭下筋の緊張がみられたので、外関に無痛鍼の施術を行って緩めました。

    十三診目(11月10日) 

    時々、後頭部に痛みを感じ、同時にお尻の筋肉の奥の方にも痛みを感じるとのこと。

    今までと同じ施術で、筋緊張を緩めていきました。

    産休に入り、いよいよ出産も近づいて来ました。

     

    ※12月1日にLINEで連絡があり、無事男の子を出産とのことでした。

     

    総括

    [baloon-line-left img=”https://taiseidou.ozaki-junji.com/wp-content/uploads/2018/01/fujitafukidashi_0112110806.png”]

    Kさんは、ストレスを受けやすい性格で、一つのストレスの原因が無くなっても、次の原因がストレスになるという状態でした。

    幸い、早い段階で妊娠されたので良かったですが、これが妊娠するまでの期間が長くなってきていたら、ストレスがより強くなってそれが原因で妊娠しにくくなる危険性もあったかと思います。

    よく、不妊治療を一旦休止した途端に妊娠をした、というような話がありますが、まさに一度不妊治療のストレスからの解放が、結果につながった良い例です。

    ストレスは本来、人の体にとって必要なものです。

    ストレスがないことも、実は体に良くありません。

    しかし、何事も過剰になると体にとって悪影響となります。

    あなたが妊活をしているなら、全てにおいて「過ぎたるは及ばざるが如し」だと記憶にとどめておいてください。

    それが結果的に早く、良い結果につながるのですから。

    Kさんは妊娠後も体の不調に対して施術を受けに来院され、その都度対処をしていきました。

    結果、快適な妊娠生活を送ることができ、無事出産をされました。

    妊活している女性に、このKさんの症例を参考にしてもらえたら嬉しく思います。

    [/baloon-line-left]

    F・Kさんの実際の声

     

    高崎市 F・Kさま 女性 29歳
    症状:生理不順、生理の遅れ

     

    Q1:大成堂の治療を受ける前にどのようなことで悩んでいましたか?

    生理不順、生理の遅れ

     

    Q2:何がきっかけで大成堂の鍼灸治療をお知りになりましたか?

    インターネットで「生理不順、群馬」などで検索したところ、大成堂のホームページを見つけました。

     

    Q3:大成堂を知ってすぐに治療を受けましたか?何か不安を感じていましたか?

    LINEで1週間以内に予約ができ、すぐに治療を受けられました。針は痛みはないのか少し不安を感じていました。

     

    Q4:実際に大成堂の治療を受けてみていかがですか?

    針は全く痛みはないのに、体の痛みがどんどんなくなるのですごいと思いました。

    治療後、体が温まり、軽くなったように感じました。

    また、現在のストレスについての悩み等聞いていただけて、気持ちが楽になりました。

     

    Q5:大成堂の鍼灸治療を、どのような人に勧めたいですか?

    妊娠を希望していたところ、治療を始めて2ヵ月くらいで妊娠することができたので、同じような希望の方に勧めたいです。また、ストレスをかかえている方にも勧めたいです。

     

    ※お客様の感想であり、効果効能を保障するものではありません。

  • 【改善事例】生理不順になやむ40代セラピスト

    41歳 女性 栃木県 宇都宮市

    主訴

    生理不順 肩こり 腕の痛み

    症状

    昨年より生理不順に。

    一ヶ月生理が来なくて、婦人科へ行き検査をしたところ、卵巣機能の低下と診断される。

    ホルモン剤の注射、その後ピルを三ヶ月間服用した。

    ピル服用停止後、一ヶ月後に生理が来て、経血量は少ない。本日、生理4日目。

    小学校六年生で初潮、高校まで生理不順だった。

    20歳過ぎてから順調になった。

    胃もたれあり。裏内庭にウオノメあり。

    便通順調。

    治療

    女性ホルモンバランス療法を、月に一回のペースでスタート。

    瘀血、卵巣、骨盤内血流不全などの問題が見られ、それぞれに対応するツボを使用した。

    使用したツボは、中封 曲池 陰陵泉 復溜 陰谷 次髎 環跳etc

    経過

    一回目の治療後、25日目で生理が来た。

    2日目に血塊が大量に出た。

    二回目の治療後、25日目で来た。

    血塊は無く、生理痛もほとんど無かった。

    三回目の治療後、まだ生理は来ていない。10日遅れている。

    四回目の治療後、20日経って生理が来た。

    出血量多く、血塊も出た。

    五回目の治療後、一週間で生理が来た。今回は20日周期での生理だった。

    月一ペースで半年の治療を継続し、24、5日周期で生理が来るようになり、生理痛もほぼ無い状態に。

    女性ホルモンのバランスを整える

    この患者さんは、婦人科で卵巣機能が低下していると言われていました。

    生理不順になるということは、卵巣の中の卵子が正常に育っていない状況になります。

    卵子が育たないと、女性ホルモンが作り出されないので、女性ホルモンのバランスが乱れてしまいます。

    このため、女性ホルモンのバランスを整えるために、女性ホルモンバランス療法での治療をおこないました。

    月に一回の治療ペースでしたが、自宅でのセルフ灸もしっかりとしてもらっていたこともあり、順調に生理が来るようになりました。

    生理痛に比べ、生理不順は結果を出すのが難しいのですが、この患者さんは速やかに体が反応をしてくれ結果につながりました。

  • 【改善事例】瘀血が原因だった、大量の不正出血に悩む更年期のビジネスウーマン

    51歳 女性 埼玉県 熊谷市

    主訴

    不正出血 更年期

    症状

    三ヶ月前から不正出血がある。

    子宮筋腫があって、筋腫切除、分娩をした。

    その後から不正出血がはじまる。

    婦人科では、ホルモンバランスの問題と言われ、閉経治療は半年かかると言われている。

    40代後半から、生理不順、月経過多はあった。

    現在、ピルと鉄剤を服用している。

    以前、子宮内膜症だった。

    治療

    女性ホルモンバランス療法を、週に一回で三ヶ月間することにした。

    瘀血、副腎疲労、骨盤内血流不全、扁桃弱体などの状態が見受けられたので、それぞれに対応するツボを使用した。

    また首にも問題があったので、首を緩めるための治療、そして腰を緩めるための治療も同時におこなった。

    使用したツボは、陰陵泉 左中封 照海 曲池 陰交 次髎 環跳etc

    経過

    一回目治療の三日後、生理の量が増え、生理痛のような痛みも出現した。ソケイ部が張ったような感じ。

    出血が多量で、昼でも夜用の生理用品を使わないといけない状態。

    二回治療の三日後も、また大量に出血。レバー状の塊が大量に出た。今回は痛みは無かった。

    婦人科へ行って、ホルモン補充療法をするかするかどうか迷っているとのことなので、まずは三ヶ月間女性ホルモンバランス療法やってみるようススメた。

    三回目の治療後、出血が止まる。

    その後も同様の治療を週一ペースで継続。多量の不正出血は止まったまま。

    三ヶ月間の治療期間の中で、五十肩の痛みが出たので、その治療も並行しておこなった。

    不正出血はなくなり、ホルモン補充療法をおこなわずに、スムーズに閉経を向かえることができて、治療も終了となった。

    大量の不正出血に、「大丈夫でしょうか?」と心配される。

    治療を開始して直ぐに、不正出血が多量になりました。

    レバー状の血の塊もたくさん出て、瘀血が排出されていることは明白でした。

    しかし、あまりにも大量の出血なので、患者さんも大丈夫なのか心配されていました。

    婦人科の受診と並行して鉄剤も服用しながらの治療であったこともあり、瘀血が出きれば出血は止まると見越し、患者さんには様子を見ていてもらうようにお伝えしました。

    しかし、その状態が三週間続いたので、流石にそろそろ考えないといけないと思っていたところ、出血がピタッと止まり一安心でした。

    瘀血がある場合、それが体外に排出される現象が起こるケースは多くあります。

    閉経間近で、生理が何ヶ月も来ていない患者さんなど、治療をすると生理が一定期間の間また生理が来始めます。(もちろん最終的には閉経します)

    それほど瘀血治療は血のめぐりを良くし、停滞した古血を外に出してくれるのです。

    瘀血治療は大成堂の女性疾患専門治療メニューである女性ホルモンバランス療法の一部です。

  • 【改善事例】PCOSで3ヶ月~半年に一回の生理不順の20代女性

    29歳 女性 伊勢崎市

    【症例報告】ストレートネックと診断された首肩こりの20代女性 《改善例》

    こちらの症例の患者さんでもあります。

    主訴

    PCOS 生理不順

    症状

    15歳で初潮。

    18歳の時より、少しずつ生理不順が始まる。

    19歳の時に一人暮らしをして、不規則な生活やストレスが原因で体重が7キロ減し、生理が止まってしまった。

    その後、海外留学をする。

    一年間ほとんど生理なしだった。

    21歳の時にPCOSと診断され、妊娠希望していないので、ピルの服用開始。

    25歳で日本に帰国。

    当帰芍薬散や温経湯などを服用していた。

    28歳の時にカウフマン療法を半年ほど行うが、治療を止めるとまた生理不順になってしまった。

    治療

    週に一回のペースで、三ヶ月間女性ホルモンのバランスを整える鍼灸治療を行う。

    腹部の瘀血があり、卵巣の反応ポイントにもサインが出ていたので、そのためのツボを使用し、併せて骨盤内の血流を高めるためのツボも使用しました。

    そして、家でも骨盤の血流を高めるためのツボにセルフ灸をしてもらうように指導しました。

    経過

    二回目の治療後、生理が来る。

    35日周期での生理で、これほど短い周期で生理が来たことはなかったとのこと。

    今まであった生理痛もほとんどなかった。

    その一ヶ月後、また生理が来るが、量が少なかった。

    またその一か月後、生理と呼べるほどは多くない出血が来る。

    三ヶ月の治療が経過した時に、婦人科で子宮が萎縮していると指摘され、カウフマン療法をおこない子宮の状態を整えた方が良いと言われる。

    一旦鍼灸治療はストップ。

    四ヶ月後に再来院し、前回と同様の治療を再開。

    一回目の治療後、高温期に突入する。

    婦人科で子宮のエコーを見ると、内膜も厚くなりとても良い状態だとのこと。

    二ヶ月後、婦人科の検診で、LH(黄体ホルモン)が正常基準値の7以下になり、PCOSからPCOになる事ができた。

    女性ホルモンバランス療法

    骨盤内の血流を改善することが、女性ホルモンのバランスを整えるために重要なこととなります。

    卵巣から女性ホルモンが分泌されるわけですが、卵巣の中の卵子が正常に育つことによって、女性ホルモンも正常に分泌されます。

    卵子は、脳下垂体から分泌されるFSH(卵胞刺激ホルモン)によって、成長が促されます。

    このため、骨盤内の血流が良い状態であることが重要で、これによってFSHが卵巣にしっかりと届く状態になるのです。

    PCOSとは、卵巣の中の卵子が正常に育つことが出来ず、発育不全の状態になってしまう症状です。

    卵子が正常に成長していくために、骨盤の中の血流を良くしていくわけです。

     

    なお、この患者さん、昨年妊娠をされ、今年には元気な赤ちゃんを産んだばかりです。