カテゴリー: 頭痛

  • 五十肩による左肩の痛みに悩む伊勢崎市50代主婦の改善までの経緯【改善事例】

    患者

    54歳 女性 群馬県 伊勢崎市

    初診

    平成28年5月19日

    主訴

    五十肩 頭痛 ばね指 更年期による発汗、ホットフラッシュ

    症状

    昨年末ごろより左肩に違和感を感じるようになっていた。

    特に思い当たる原因はなく、自然と徐々に痛みが出てくるようになった。

    今年(28年)の2月ごろより痛みが強くなり、左肩を動かすのが大変になってきた。

    仰向けになると肩が痛くなってきてしまうので、横にならないと寝ていられない。

    5年程前より、月に数回の頭痛が出るようになる。後頭部頭痛。

    両手にばね指があ。右小指、左親指。親指はほとんど曲がらない状態。

    また、ホットフラッシュ、暑がり、発汗など更年期の症状にも悩んでいる。

    検査

    左肩はいわゆる五十肩で、挙上、結帯、結髪動作に制限がみられた。

    治療ベッドに仰向けになると左肩が痛くなってしまい、肩の下にタオルを差し込むことで短時間は仰向けになっていられる状態だった。

    肩甲下筋、小円筋の緊張が強く、また小胸筋、僧帽筋、深部の頚部の筋肉にも緊張がみられた。

    扁桃弱体のサイン、頚椎3番の問題、後頭下筋群のトリガーポイントのサインもみられた。

    治療

    週に一回のペースで治療をスタート。

    仰向けの大勢で長時間いられない状況だったので、まず肩甲下筋をゆるめことから始めた。

    その後、頭痛を起こす原因となる頸椎3番の調整、肩周りの筋緊張を緩和させる施術をおこなった。

    その後、扁桃強化の治療をおこなった。

    使用したツボは、陰陵泉 四瀆 曲池 崑崙 天柱 etc

    プラス肩関節の可動域を瞬時に改善させる整体も加えた。

    経過

    一回目の治療(5月19日)、やや軽くなった感じ。

    二回目の治療(5月27日)、前回の治療でやや軽くなったかなという程度だとのことだったが、仰向けになってもらうと一回目の時ように痛みを感じず、ずっとその姿勢でいられた。

    そのことを伝えると、本人も驚いていた。

    三回目の治療(6月3日)、前回の治療から拇指が少し曲がるようになった。

    ドライヤーを使う時に、肩の痛みが薄らいて頭の後ろまで届くようになった。

    タオルで頭をふけるようにもなってきた。

    四回目の治療(6月17日)、ドライヤーが使いやすい状態。

    指が動くようになって、痛みを感じられるようになってきた。

    頭痛は全く起こっていない。

    五回目の治療(6月24日)、肩を動かした時の痛みがかなり軽減してきた。

    お灸をして寝ると夜が楽。

    六回目の治療(7月1日)、シャンプーを両手で出来るように。

    九回目の治療(7月22日)、今週は肩がずきずき痛み、首筋も痛くて痛み止めを服用したと言うので、話を詳しく伺っていくと、夜寝るときに肩を出していたとのことだった。

    寝苦しい暑い夜であっても、明け方には冷える場合があり、また扇風機の風も悪化の原因になるので気をつけるようにと伝えた。

    十一回目の治療(11月10日)、お風呂上りにブラジャーのひもがとめられた。

    最近、手を使いすぎるためか、拇指の調子が悪い。

    ※肩の痛みがひと段落してきたこともあって、今回より、以前から興味を持っていた美容鍼を毎回の施術と一緒にやって行くことに。

    十二回目の治療(8月18日)、左手首の痛み、左拇指球筋の痛み、左拇指関節の痛みがある。

    手首をひねる時に、ビックリするくらいの痛みが出る時がある。

    十四回目の治療(9月2日)、前回治療後の拇指の曲がりが良い。

    右手小指は完治。

    十六回目の治療(9月16日)、エプロンの紐が後ろで結べるように。

    十九回目の治療(10月7日)、久しぶりに頭痛があって、薬を服用した。

    肩の痛みは問題なく、肩の動く範囲も正常な右肩と比べるとやや悪い程度になる。

    引き続き肩の動く範囲を広げていく治療をおこないつつ、美容鍼をメインで行うようになる。

    二十三回目の治療(11月10日)、季節的に涼しくなってきたが、体は上の方が熱くなるので窓を開けて暖房をつけないことが多い。

    二十九回目の治療(111月10日)、最近は全く頭痛が出ない、これはここ数年全くなかったこと。

    女座りをした後や、深くかがむ時に右膝内側の痛みを感じる。

    現在、五十肩は完治。

    頭痛が時々出ることがあるが、それほどひどくない程度。

    膝はほとんど痛み無い。

    指も問題ない。

    という状態になり、美容鍼と体のメンテナンスのために月に一回継続通院中。

    治療のふりかえり

    医学的には、四十肩、五十肩という名称はなく、正式には肩関節周囲炎と呼びます。

    急性期、慢性期、拘縮期の三段階があり、この患者さんは拘縮期になりかけの状態でした。

    夜寝る時の痛みは改善しやすく、次は動作時の痛み、拘縮に入り固まった肩は一番治りにくいものです。

    最初、この患者さんも安静にしている時の痛みがありましたが、すぐに痛みは無くなりました。

    腱鞘炎や頭痛、ホットフラッシュなどの症状もあり、扁桃弱体と女性ホルモンの乱れが今回の五十肩の根本的な原因と見受けられました。

    扁桃弱体&女性ホルモンの乱れが起こす炎症

    扁桃腺があっても無くても良いぐらいに思われていたのは一昔前のことです。

    腫れたら手術でとってしまうことが今でもあるようですが、免疫の要となる臓器なので、やむを得ない場合以外は摘出しない方が賢明です。

    体が弱くなります。

    この扁桃腺が弱体化すると、体の組織に炎症を起こす原因となります。

    一番多いのが腱鞘炎です。

    腱鞘炎の原因は使い過ぎと考えられています。

    確かに、使い過ぎは原因の一つとなりますが、その前に扁桃弱体という基本的な原因があっての場合が非常に多いのです。

    なので、腱鞘炎そのものの治療をしているだけでは片手落ちとなってしまうので、扁桃を強化することと同時に治療をしていくことが重要です。

    五十肩も、いろいろと原因が言われていますが、その前のベースとしての原因が扁桃弱体です。

    更に、女性ホルモンの乱れも原因の一つとなってきます。

    腱鞘炎、五十肩(肩関節周囲炎)など炎症のベースとなるもう一つの原因となります。

    更年期の女性に腱鞘炎が多いのも、これが理由です。

    このため、今回も扁桃強化を主に、女性ホルモンのバランスをとる事も加えて五十肩の治療をしたわけです。

    ※この患者さんは、現在は体的にはそれほど問題が無くなり、体のメンテナンスと、これまで施術した美容鍼の効果を維持することを目的として月に一回来院されています。

  • 【改善事例】片頭痛、ストレートネック、腰背部痛があり、首が回らないMさん46才の改善までの経緯

    患者

    Mさん 46歳 男性 群馬県 伊勢崎市

    初診

    平成28年12月4日

    主訴

    片頭痛 ストレートネックによる首背中の痛み 首が回らない 腰痛

    症状

    20歳の時にアルバイトで重い物を持ち上げる作業をした時に、首や背中を痛めたことがあり。

    25歳の時に交通事故に遭い第6.7頸椎を痛めた。

    現在、首が常に張っている。

    首の痛みで左に向けない。下に向くと左の腰が痛い。

    首がつらくなってくると、目の奥の痛み、頭痛が出てくる。

    年に2.3回急性腸炎になる。過敏性腸症候群と診断された。

    検査

    体を診ていくと、左頚部の筋肉に異常な緊張がみられ、それに連動するかのように左背部から左腰部にまで筋緊張が広がっていた。

    また、瘀血の問題、第3頸椎の問題、後頭下筋群のトリガーポイントをあらわすサインも出ていた。

    治療

    週に一回のペースで治療をスタート。

    検査の結果より、左頚部の筋緊張緩和、頸椎3番の調整、後頭下筋群トリガーポイントへのアプローチ、瘀血の解消に対する治療をおこなった。

    使用したツボは、陰陵泉 四瀆 中脘 左大巨 委中 志室 崑崙 etc

    経過

    一回目の治療(12月14日)、治療直後に首の動きが大きく改善したことに驚いていた。

    二回目の治療(12月21日)、前回治療後上を向くときに首の痛みはかなり軽減、背中のつっかえがまだある。首を左右に限界まで向いた時の角度が広くなった。肩甲骨にツッパリはある。

    三回目の治療(12月29日)、首はだいぶ良く、来院当初の痛みレベルを10とすると→3~4に。

    お腹にお灸をするようになってから、それまで3,4日に一回の排便が1日一回に。

    腰の痛みは無くなった。

    四回目の治療(平成29年1月12日)、背中のはりも楽になり体が軽い。

    正月2日から大掃除をして、背中に張りが出てもすぐに大丈夫になった。

    コンタクトを使うようになってから、ドライアイ。午後から調子が悪くなる。

    五回目の治療(1月19日)、今日の午前に右腹部に違和感があり、午後から右肩甲骨の痛みが出現した。寒い現場に出ていたのが原因なのではとのこと。

    昨日、今日と便秘。

    六回目の治療(2月8日)、背中がややはり気味。右肩甲間部の痛みあり。

    七回目の治療(2月22日)、左目の下がピクピクする。胸を開く動作で胸骨が痛い。

    肩甲間部の痛み10→7程度。

    八回目の治療(3月16日)、一昨日、急に寒くなった時に背中に痛みが出現した。

    それまでは、ほとんど首、背中とも痛みは無かった。

    九回目の治療(3月25日)、一昨日、仕事中に重い物を持って動かした時に、ツキンと腰に痛みが走った。現在左の靴下を履くのがキツイ。

    治療後、靴下は楽にはけるようになった。

    十回目の治療(3月29日)、朝起き上がる時に腰がこわばっていて動かない。

    日中の生活上では問題なく動ける。

    ※体の状態がかなり良いので、一旦略治として終了した。

    治療のふりかえり

    この患者さんは、当院に通われている患者(ある会社の社長)さんの紹介で来院されました。

    この社長さんの紹介から三人が来院されたのですが、一番重症と思われる方でした。

    来院前に大成堂のホームページを読んで、「このような症状にお困りではありませんか?」という箇所に書かれている症状が全て自分に当てはまると言っていたそうです。

    非常に多くの薬にもたよっていた状態でした。

    ところが、初回の治療をおこなったところ症状が一回でかなり軽減し、患者さんも驚き、喜んでいました。

    結果的に三人の中では一番順調に良くなり、最初に卒業していきました。

    ストレートネックは原因ではなく、結果です

    ストレートネックがあるから首こりや首の痛みが頑固で治りにくいという言われ方をすることがありますが、それは正しくありません。

    この患者さんも、ストレートネックによる首の痛みと診断されていました。

    しかし、一回目の治療で首の痛みは半減し、数回の治療で痛みはほとんど無くなってしまいました。

    ストレートネックは、首の骨を支える筋肉の問題を解決していくことで、速やかに首の痛みや首こりか解消されていくのです。

    ストレートネックになったから、首の痛みや首のこりが起こるのではなく、首の筋肉の緊張があるから、ストレートネックという状態になると考えるのが一番自然です。

    ストレートネックだからといって、今の辛い首の痛みや首こりは簡単に治らないとは思わないことです。

  • 【改善事例】仮病?小学生なのに頭痛、吐き気、肩こりで学校を休みがちな11才少女の改善までの経緯

    患者

    Rちゃん 11歳 女性 群馬県 伊勢崎市

    初診

    平成29年1月18日

    主訴

    頭痛 肩こり 吐き気

    症状

    2年程前から時々頭痛を感じることがあった。

    昨年12月にひどい頭痛が起こる。最初、目がかすみ、視野狭窄、吐き気などがあって、それから強い頭痛が発症した(一回目)。

    今年に入って1月8日に二回目の吐き気、頭痛が起こる。2時間ずっと吐きっぱなしだった。

    今回は、勉強後リラックスをしている時に出現した。

    昨日も同じ様な頭痛がでた(三回目)。

    群馬大学病院和漢診療部で、漢方(五苓散)が処方されて飲んでいる。

    時々お腹が痛くなることがある。食が細く、お腹が弱い。

    その他体で気になることは、不眠、疲れやすい、手足の冷え、肩こり。

    検査

    体を診ると頚椎3番の問題、胸鎖乳突筋の緊張、後頭下筋群トリガーポイントのサインがみられた。

    頚椎3番は、当院の患者さんの多くにみられる問題で、頭痛やめまいの大きな要因になる問題。

    胸鎖乳突筋の緊張は、自律神経の乱れで起こりやすい。

    後頭下筋群のトリガーポイントは、ダイレクトに頭痛につながってくる問題。

    脈を診ると、細く弱い中に、緊張の状態がみてとれ、体のエネルギーが落ちているのに、精神的な緊張、ストレスがあることが伺われた。

    治療

    検査の結果より、頸椎3番の調整、自律神経バランスの調整、後頭下筋群トリガーポイントの解消に対する治療をおこなった。

    また胃が弱いため、それに対する治療も加えた。

    使用したツボは、陰陵泉 四瀆 丘墟 左郄門 崑崙

    経過

    一回目の治療(1月18日)、治療後ずっと頭痛は発症しなかった。

    二回目の治療(1月28日)、頭痛なし。ここ一ヶ月鼻炎。

    三回目の治療(11月10日)、週に一回程度、やや痛いかなという感じの頭痛がある。鼻炎。

    四回目の治療(11月10日)、頭痛なし。甘いパンを食べすぎたためか、腹痛になった日があった。

    ※頭痛は全く出ておらず、略治として一旦治療終了となった。

    治療のふりかえり

    この患者さんは、子宮内膜症の治療で来院していた患者さんの娘さんでした。

    お母さんは症状も良くなり、しばらくご無沙汰となっていましたが、ある日、娘の治療をして欲しいと連絡がありました。

    こんな小さな子でも、頚椎に問題がありました。

    頚椎の問題は、外部からの大きな衝撃(例えば交通事故)などが加わって起こるケースと、生活習慣の積み重ねのケース、生れつきのケースと原因が三つあります。

    この患者さんの場合は、この年齢で、特に外部からの衝撃もなかったこともあり、生れつきであったと考えられます。

    この頚椎の問題があったため、後頭下筋群のトリガーポイントの発生にもつながりました。

    不眠、手足の冷え、疲れやすい、肩こりなど、小学生の子とは思えないような訴えもありましたが、それは全て頸椎の問題と後頭下筋群のトリガーポイントがその原因です。

    仮病?小学生なのに肩こり!?

    最近、同じようなお子さんが、頭痛や首肩のこりを訴えて来院されています。

    仮病なのでしょうか?

    学校で嫌なことがあって行きたくないと思うことは、私たちにも経験があった覚えはありませんか?

    その気持ちが体に緊張をもたらして、痛みなどの症状が現れることは現実にあります。

    しかし、それだけでなく、純粋に体に問題があることがほとんどです。

    心と体は密接な関係があるので、ケースバイケースでどちらが主かが違ってきます。

    今回の患者さんの女の子は、首に問題があることが手に取るように見て取れました。

    実際、首の問題を解決することで、速やかに症状が改善していったことからも、見立てが正しかったことが分かります。

    あなたのお子さんが頭痛があって学校に行けないと言っているとしたら、それは仮病ではなく首の問題の可能性が高いですよ。

  • 生理前の発熱、ひどい頭痛に悩む前橋市の女性 改善までの経緯【改善事例】

    患者

    28歳 女性 群馬県 前橋市

    初診

    平成28年11月25日

    主訴

    発熱 頭痛 PMS(月経前症候群)

    症状

    生理の前になると、いつも発熱し、頭痛、ふらつきに悩まされていた。

    ひどい月には一日中寝込んでいることもある。

    平熱は35.5℃で、生理前になると37℃後半~38℃台が続く。

    頭痛薬を飲んでも、生理前の不調に効くといわれる漢方を病院からもらって飲んでも効果が無く、仕事も休みがち。

    今回は、生理が終わって一旦熱が下がったのが、また発熱し現在も続いている。

    子供が風邪をひいて発熱していたので、もしかするとそれがうつった可能性もある。

    現在も頭が痛い。

    小さいころから扁桃腺が弱かった。

    検査

    体を診ていくと扁桃腺弱体、頚椎3番、後頭下筋群のトリガーポイントの問題がみられた。

    扁桃腺は、西洋医学では無くてもあまり問題にならない臓器という認識にされ方だが、実際には免疫において非常に重要な役割のある臓器。

    後頭下筋群にトリガーポイントが発生すると頭痛の原因となる。

    治療

    検査の結果より、扁桃腺の強化、頸椎3番、脳底動脈の循環の調整に対する治療をおこなった。

    使用したツボは、陰陵泉 曲池 四瀆 天牖 大椎 崑崙 次髎 etc

    経過

    一回目の治療(11月25日)、治療中から頭が楽になった感じがしはじめる。

    施術後は頭痛が無くなる。

    二回目の治療(12月17日)、2週間後に生理の予定。いつも生理1週間前から熱がでる。

    前回治療から、以前よりも体が楽に感じる。

    三回目の治療(平成29年1月7日)、昨年末28日から生理。今回は元旦から発熱し37.4℃。

    発熱し体のだるさを感じるが、頭痛はほとんど無かった。

    四回目の治療(3月21日)、生理が1週間以内に来る予定。

    先月、子供と一緒に発熱。

    現在微熱37.4℃。目、おでこ、軽い頭痛あり。

    五回目の治療(4月15日)、前回、生理1日目から1週間ほど久しぶりに38℃まで発熱。

    久しぶりに頭痛がひどかった。

    詳しく聴くと、先月我慢できずチョコをたくさん食べてしまったとのこと。

    ※チョコレートは、頭痛を引き起こす原因物質のチラミンが含まれています。

    ※治療継続中。

    治療のふりかえり

    この患者さんは、当院にめまいの治療で長年通われている患者さんの娘さんです。

    生理前の不調はPMS(月経前症候群)と診断されていました。

    発熱は一般的なPMSの症状ではありません。

    この患者さんは、小さいころに扁桃腺が弱く、また扁桃腺弱体化のサインもみられました。

    扁桃腺弱体化の問題は、いろいろな症状に関係してきますが、微熱にも深い関係があります。

    頭痛に関しては、頚椎3番の問題と後頭下筋群のトリガーポイントが原因となっていました。

    特に後頭下筋群のトリガーポイントは頭痛に直結してきます。

    第一回目の施術中にだんだんと頭痛が楽になってきましたが、これは後頭下筋群のトリガーポイントが緩んでくるのと同時に起こった減少でした。

    PMS(月経前症候群)の原因

    PMSというと、女性ホルモンとの関係が真っ先に思い浮かぶかと思いますが、実はそれだけではありません。

    確かに、生理周期にあわせて症状が強くなってくるので、女性ホルモンが関係していることは間違いありませんが、それがメインではないのです。

    頭痛に関しては、今回のケースのようにトリガーポイントが原因の場合は非常に多くあります。

    その上で、女性ホルモンの周期によって、トリガーポイントの状態が悪化すると、頭痛がひどくなるわけです。

    発熱に関しても同様で、扁桃腺弱体が主原因で、女性ホルモンの周期によってその原因を強化して、症状が強くなる仕組みです。

    人の体は複雑で体の中でつながりがあります。

    そのため「これが原因!」とか「これを飲めば、食べれば健康!」のように、一つの原因ですべてが解決することはほとんどありません。

    世の中にはこういった話が多いですが、あまり惑わされないでください。

  • 【改善事例】ガンガンする頭痛に悩むマラソン愛好者の50代女性

    患者

    56歳 女性 群馬県 伊勢崎市

    初診

    平成28年11月2日

    主訴

    ガンガン痛む頭痛

    症状

    1ヶ月前に軽い頭痛を感じるようになっていた。

    1週間前から痛みを強く感じるようになってくる。頭の左側に強く感じている。

    昨日、朝は大丈夫だったが、夕方からガンガンするほどの痛みがある。

    もともと体が疲れやすく、体にパワーが欲しい。

    検査

    検査を行っていくと、頸椎の3番に問題がありました。

    頸椎の3番の異常は、頭痛やめまいにもつながってくるポイントで、案の定この患者さんにも問題が見られました。

    また、糖質過剰のサインも出ていました。

    糖質過剰により糖代謝の異常がおこると、筋のコンディションに悪影響を与え頭痛の原因にもなります。

    あとは左側の脳底動脈不全のサインも出ていました。

    脈を診ると、交感神経が高まっていて、心身が緊張状態であることが伺われました。

    治療

    週に一回のペースで治療をスタート。

    検査の結果を受けて、頸椎3番の調整、糖代謝の調整、脳底動脈の循環の調整に対する治療をおこなった。

    使用したツボは、陰陵泉 四瀆 太白 関門 曲池 崑崙 天柱 etc

    経過

    一回目の治療後(11月8日)、何日かは頭痛が残っている感じだったが、その後は無くなり今も頭痛は無い。左の首肩が固まっているような感じがする。

    二回目の治療後(11月15日)、頭痛は出ていない。左の首肩の重い感じが残っている。

    三回目の治療後(11月22日)、頭痛は全く出ていない。左の首肩の重い感じは8割程度は無くなった。

    ※状態が良いので、二週に一回ペースの治療に変更。

    四回目の治療後(12月6日)、頭痛はない。左の重さはほんの少し感じる程度。

    五回目の治療後(12月27日)、頭痛なし。少し首肩がこる程度。

    ※頭痛は略治とし、以後メンテナンスとして月一ペースでの治療となる。

    マラソン大会が3月にありエントリーしているので、それに向けてのコンディション作りをする。

    六回目の治療後(平成29年1月27日)、年末年始は暴飲暴食した。寒いのでウォーキングのみをしている。

    七回目の治療後(11月10日)、ウォーキング時に足上げをすると左右のバランスが乱れることに気付いた。

    ※次回以降は二ヶ月に一回のペースに変更となり、現在も通院中。

    治療のふりかえり

    この患者さんは、大成堂に通院されている方からの紹介で来院されました。

    以前から、その知り合いの人から大成堂のことを聞かされていても、実際治療を受けようとは思わなかったとのことでした。

    やはり、鍼灸は痛い恐いというイメージが持たれてしまうので、良いと聞かされても気軽に受けない方が多いですね。

    そして、よく言われるのが「もっと早く来ればよかった」なんです。

    一回目の治療後、数日は頭痛が残っていたようですが、その後は頭痛も消えて、それ以降は頭痛は全く起こらなくなりました。

    この患者さんの頭痛は左に強く痛みが出ていました。

    検査をしていくと、頚椎の3番、特に左側に問題が見られました。

    頚椎(特に3番)の問題は、めまいや頭痛に直結してくるので要チェックのポイントとなります。

    ここを改善させなければ、いくら痛み止めなどで痛みを抑えても、頭痛が繰り返されるのは当然です。

    この患者さんの頚椎3番で左側を緩めていったことで、頭痛は一回で無くなってしまいました。

    頭痛だからといって、頭を見ていても病の本質に治療が出来なければ、改善はできないということは肝に銘じておきたいものです。

  • 右口角から頬のピリピリした感じと目の奥の痛みに悩む前橋市40代看護師の改善までの経緯【改善事例】

    Y・K

    40歳 女性 群馬県 前橋市

    初診

    平成28年10月14日

    お悩みの症状

    ストレートネック、右口角から頬のピリピリした感じ 首こり 頭痛 目の奥の痛み

    Y・K様が当院に来院された経緯

    昨年夏より、右口角から頬にかけてしびれが出現。MRIで検査したが問題は見つからなかった。

    その年の冬に入って一旦おさまったが、今年の6月~7月ごろより再び出現するようになる。

    目の疲れ、天候などで症状の増悪軽減がある。

    ストレートネックと言われていて、首こりも強い。

    朝起きたときに、めまいや頭痛、目の奥の痛みを感じることが月に1回~2回ある。

    血圧低い。

    首のこりや、頭痛、目の奥の痛みで、痛み止めを内服する日が増えてしまい、休みの日も寝て終わってしまうので、休みの日はたまった家事をスッキリ終わらせるようにしたいとのこと。

    看護師で夜勤もあり、また休みの日には子供が所属する野球チームの付き添いで、寒い中、外に立っていることも多い。

    治療

    週に一回のペースで治療をスタート。

    頸椎の問題、椎骨脳底動脈不全の問題、瘀血の問題、顎関節の問題、骨盤内血液循環の問題があり、それに対する治療をおこなった。

    使用したツボは、陰陵泉 四瀆 曲泉 築賓 崑崙 外関 上仙 次髎 etc

    経過

    一回目の治療後(10月19日)、首は10→5に。痛み止めを服用しなかった。

    肩が重いと、目の奥の痛み、吐き気につながって行くのだが、肩止まりだった。

    顔のしびれも軽減した。ピリピリが強くなるとジンジンまで行くのだが、そこまで行かなかった。

    二回目の治療後(10月29日)、首の凝りがなく、痛み止めを服用しなかった。10→2に。

    顔は違和感程度に。

    三回目の治療後(11月3日)、首は大分楽になった。顔のしびれは口角に少し。

    疲れにくくなった。便通が良くなった。

    四回目の治療後(11月8日)、首のこり、口角のしびれ更に軽減した。

    五回目の治療後(11月16日)、首のこり、めまいは無いが、後頭部にシャワシャワと感じる。

    顔に一枚張り付いている感じ。

    先週、お知りにボールが当たり、坐骨神経痛のような痛みがある → 臀部の治療も加えた。

    六回目の治療後(12月1日)、ずっと顔のしびれは無かったが、昨日から少し感じる。

    頭痛、めまい無い。

    七回目の治療後(12月13日)、先週、突然額が痛く感じた。

    残業が多く、救急車の搬入が多くて忙しかった。

    八回目の治療後(12月27日)、子供が咳をしていて、それがうつったようで先週から空咳が出る。

    顔のしびれは出なかった。

    九回目の治療後(平成29年11月10日)、咳はすっかり良くなったが、咳の時に首がむち打ちっぽくなった。

    先週末に出かけて体が疲れたら、口角がピリピリしてきた。それまではずっと大丈夫だった。

    疲れが抜けにくく感じる。寝起き悪く、寝つきが良い。

    十回目の治療後(1月18日)、先週、寝て起きた時に腰に痛みを感じたことがあったが、自分でお灸をしたら良くなった。

    右口角にやや違和感がある。便通が戻ってきた。疲れが抜けてきた。

    ※状態が良いので、ここから二週に一回の治療ペースに。

    十一回目の治療後(2月1日)、一昨日、寝ている最中から首に違和感を感じる。寝違え?

    昨日から口角に違和感が出現。左眼が疲れやすい。

    十二回目の治療後(2月18日)、ちょっと口角にしびれを感じる程度。左腰の痛み。

    ※来院時に比べ格段に良い状態となり、現在も二週に一回のペースで来院継続中。

    顔の症状は顔を治療しない?!

    この患者さんの場合、右顔面頬の部分にピリピリとしびれを感じることが主訴でした。

    顔の感覚神経は三叉神経です。

    よく顔面神経痛と言う人がいますが、顔面神経は運動神経であって顔の筋肉を動かく神経です。

    なので、顔面神経は痛みを感じません。

    顔の痛みは三叉神経痛となります。

    この患者さんのしびれを感じるというのも、三叉神経の問題です。

    三叉神経に問題がある場合、大成堂では基本的には顔に治療をしません。

    首肩の問題がある部分を緩めていくことで、症状は治まっていくものです。

    それとは反対に、顔面神経の麻痺の場合は話が変わってきます。

    この場合は、顔の筋肉に直接刺激をして、麻痺筋に刺激を与えていきます。

    この辺りが分かっていない治療家もいますので、注意した方が良いでしょう。

     

  • 【改善事例】2年前に突然起こっためまいの後遺症で、ふわふわと浮くようなめまいや頭痛に悩む20代男性

    患者

    28歳 男性 群馬県 太田市

    初診

    平成27年5月

    主訴

    ふわふわと浮くようなめまい 頭痛 耳の奥の痛み 首肩こり

    症状

    20代後半から肩こりを感じるようになり、35才ごろより背中の張りまで出るようになる。

    夜寝ている時に、大胸筋の凝りで目が覚めるようになった。

    天候の悪い日、雨の前に状態が悪くなっていたが、最近ではそれほど影響を受けないようになってきた。

    肩こりがひどくなってくると、頭痛も出てきて、気持ち悪くなる。

    治療

    週に一回のペースで治療をスタート。

    頸椎の問題、椎骨脳底動脈の問題、瘀血の問題、菱形筋に問題があり、それに対する治療をおこなった。

    使用したツボは、三陰交 陰陵泉 四瀆 生辺 膏肓 崑崙 天柱 風池 etc

    経過

    一回目の治療後、10→4程度に軽減。今日は6~7に戻った。

    三回目の治療後、全体的には大丈夫な状態。昨日はやや肩が張っていた。

    夏は体調をくずしやすく、頭痛、手の震えがでることがある。

    四回目の治療時、円形脱毛症の相談を受け、その治療も加える。

    ※症状が改善してきたため、ここから二週に一回の治療ペースに変更。

    その後二ヶ月間、四回の治療をおこない、症状安定しているので略治として終了となる。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    半年後に、突発性難聴になり発症一週間後に来院。

    病院でステロイド治療を受けている。

    週一回の治療で合計三回の治療で、耳の問題は無くなり略治として終了。

    治療のふりかえり

    この患者さんは、大成堂に通院されていた職場の同僚に紹介されて来院された方でした。

    肩こりがひどく、頭痛にまで発展することもありました。

    治療の経過中に、上司がストレスとなり、円形脱毛症になってしまいます。

    そのため、その治療も同時に行っていきました。

    ストレスを受けると体に出やすい状況で、後に突発性難聴にもなってしまいました。

    肩こり、円形脱毛症、突発性難聴とも、ストレスが原因で起こりうる症状です。

    東洋医学では「肝」の問題になってきます。

    ストレスによって「肝」の働きに影響が及ぶと「気」のめぐりが悪くなります。

    「気」のめぐりが悪くなると「血」のめぐりも悪くなり、「血余」と呼ばれる髪に栄養が行かず脱毛してしまいます。

    突発性難聴は、ウイルスの感染と血流障害が原因と西洋医学的には考えられていますが、東洋医学からも「血」のめぐりが悪いことで発症すると考えます。

    以上から、東洋医学的な考えでは、気血をめぐらせることで、三つの違った症状が一つの治療方針で改善させることができたわけです。

  • 【改善事例】長年の後頭部痛から、最近はめまいもでるようになってしまった40代男性

    患者

    44歳 男性 群馬県 伊勢崎市

    初診

    平成26年4月

    主訴

    頭痛 めまい

    症状

    1年前より、くらっとするめまいを感じていた。最初は毎日だったが、だんだん減って来て、今では月に一回程度。めまいの時は、何かにつかまっていないとダメなほど。

    脳神経外科で検査をしたが、特に異常は見つからなかった。耳鼻科では、聞こえが悪いと言われた。一時期は服薬もしていた。

    後頭部痛があってモヤモヤする感じがあり、首肩のこりも辛く、お酒飲み過ぎた翌日は立ち上がれないぐらい辛い時がある。

    仕事はパソコン作業と立ち仕事。2週間昼勤、1週間夜勤の交代勤務になっているので、睡眠は、昼勤の時は夜9時~朝4時、夜勤の時は朝7時~午後2時半が睡眠時間となっている。

    治療

    週に一回のペースで治療をスタート。

    頸椎の問題、椎骨脳底動脈の問題があり、それに対する治療をおこなった。

    使用したツボは、陰陵泉 四瀆 崑崙 天柱 風致 etc

    首の牽引も同時に行った。

    経過

    一回目の治療直後、10→5程度に。後頭部のモヤモヤは無くなった。めまいは出ていない。

    二回目の治療後、10→3程度に。調子良かった。めまいは出ていない。

    三回目の治療後、10→3~4程度に。モヤモヤが少しぶり返した。めまいは出ていない。

    四回目の治療後、、10→1~2程度。少しモヤモヤがあった。めまいは出ていない。

    五回目の治療後、10→1程度。調子良い。

    全六回の治療で、略治として治療を終了。

    治療のふりかえり

    この患者さんは、昼夜勤務のハードワーカ-で、パソコン作業と立ち仕事を半々程度行っていました。

    パソコン作業により、頚部の筋肉の硬直が誘発されたため、後頭部のモヤモヤ感が出現し、1年前からはその状態がピークに至ったのでめまいも出現してしまいました。

    病院での検査でも特に異常は見られず、一見重症のように見られましたが、治療を開始するととても速やかに改善していきました。

    こういったケースは非常に多く、病院でさまざまな検査をしても異常がみられないめまい、頭痛が首を治療していくことで、速やかに改善していきました。

    この事実は、多くの人に知ってもらいたい事実なのです。

  • 【改善事例】頭痛、めまい、肩こりに悩む働き過ぎの40代男性

    患者

    43歳 男性 群馬県 伊勢崎市

    主訴

    頭痛 めまい 肩こり  

    症状

    2ヶ月前より頭痛、めまいが出現。当時、18時間現場で仕事をぶっ続けていた。

    以前より、疲れると頭痛が出ていたが、睡眠をとれば回復できる状態だった。

    今回は、睡眠をとっても頭痛はずっと続いたままである。

    締め付けられるようで、うっ血しているような感じ。めまいは現在は落ち着いている。

    一週間前までは、自分の運転で車酔いしてしまうので、車の運転もできなかった。

    今週、やっと半径10㎞範囲内は行動できるようになった。

    安定剤服用で食欲がなんとか保てている状態。ベスト体重よりも5㎏減ってしまった。

    現在、仕事を休んでいる。

    治療

    週に一回のペースで治療をスタート。

    頸椎の問題、椎骨脳底動脈不全、副腎疲労、扁桃弱体が認められ、それに対する治療もおこなった。

    使用したツボは、陰陵泉 四瀆 曲池 中封 照海 崑崙 天柱 膏肓 etc

    経過

    一回目の治療後、頭痛は10→3.5。めまいも出ていない。

    ベストの体重から6㎏まで引き続き落ちてきているので、検査を勧めた。

    二回目の治療後、頭痛、めまい問題ない。

    血液検査の結果、異状なしだった。次は胃カメラを飲む予定。

    三回目の治療後、調子良い。肩甲骨周囲が張るぐらい。

    体重の減りは落ち着いている。胃カメラの結果は、慢性胃炎とのことだった。

    治療間隔を二週間に一回に伸ばす。

    四回目の治療後、調子良い。頭痛めまいは無い。

    仕事を週3日やり始めている。

    体重は横ばい。

    五回目の治療後、週4日で仕事をしている。やや頭痛が出た。

    調子が安定して良いので、治療間隔を月に一回に伸ばす

    六回目の治療後、週5日で仕事をしている。肩こり少しあり、頭痛ややあり。

    七回目の治療後、仕事フル、残業ありでも調子悪くない。時々肩がこるかな?程度。

    この後、月に一回のメンテナンス治療に移行。

    仕事がハードになると疲れが出てくるが、しっかりと睡眠をとれば元に戻れる状態。

    半年後、状態が良いので略治として治療終了した。

    治療のふりかえり

    この患者さんは、初回の治療で頭痛が激減し、その後もスムーズに状態が良くなっていきました。

    仕事のし過ぎ、過労が原因でした。

    パソコンの仕事なので、目を酷使し、また姿勢も悪いので頸椎、頸筋の負担が重なっていました。

    副腎疲労、扁桃弱体のサインも出ていて、単純に体を休めても休まらない状態になっていたので、積極的な休養とっていく必要がありました。

    積極的な休養とは、副交感神経を刺激して心身がリラックスするように持っていくことで実現できるものです。

    鍼灸によって頸筋を緩めて、副交感神経を刺激できたことが、非常に速やかに症状が改善していった要因と思われます。

  • 【改善事例】高校生の時からの頭痛、お腹のはり、腰痛の治療のためお姑さんに連れられて来た妊婦さん

    27歳 女性 群馬県 伊勢崎市

    主訴

    頭痛 お腹のはり 腰痛  

    症状

    頭痛は、高校生の時からあった。

    妊娠してから悪化して、毎日、夕方から夜にかけて痛みが酷くなる。

    カロナールを服用している。

    右腰の痛み。

    お腹の張りを良く感じる。

    花粉症がある。

    治療

    頚の問題があるので、それを改善するツボを中心に使用した。

    また腰を緩めるための治療も同時におこなった。

    お腹の張りや花粉症に対しての治療もおこなった。

    使用したツボは、陰陵泉 四瀆 委中 崑崙 天柱 気戸

    経過

    一回目の治療後、それまで毎日あった頭痛が、3、4日大丈夫だった。

    その後、頭痛が出たが、以前よりも痛みが軽かった。

    甥っ子が家に来ていて、ずっと見たり抱っこしたりして肩こりがある。

    お腹の張りは昨日あったが、以前よりも軽くなった。

    二回目の治療後、ずっと頭痛は無かった。

    昨日、一昨日から頭痛が出た。

    二週間後に三回目の治療。

    治療後、頭痛が4日ぐらい続き、服薬も久しぶりにしてしまった。

    お腹の張りは大丈夫。

    花粉症も大丈夫。

    四回目の治療後、頭痛は大丈夫だった。

    花粉症、お腹の張りも大丈夫だった。

    最近、足のむくみが気になるとのこと。

    五回目の治療後、頭痛ほとんど無し。

    花粉症、お腹の張り大丈夫。

    五回の治療で、頭痛は治まり、花粉症、お腹の張りも落ち着いているので、定期的な継続治療は一旦ストップした。

    一ヶ月後、2,3日前に頭痛になりそうな感じがあったので来院。

    それまでは、ずっと大丈夫だった。

    お腹の張りがやや強くなった。花粉症は時々でることがあった。

    更に一ヶ月後、出産準備で実家に帰るので、その前に一度治療を受けておきたいとのことで来院。

    頭痛は、たまに変かな?という時がある程度。

    動きすぎるとお腹が張ることがあった。

    胃が圧迫されるので、多くは食べられない。

    出産前の最後の治療を受けられて、帰って行かれました。

    出産前の体調管理に、薬を使わない鍼灸は非常におススメです

    この患者さんは、大成堂にめまい・頭痛の治療で来院されている女性がお姑さんです。

    お姑さんご自身が、めまいや頭痛が改善したので、お嫁さんにもススメて連れて来られました。

    結婚する前は、エステサロンで働いていたので、鍼灸治療に非常に興味を持っていました。

    一つのツボに刺激をされるたびに、体に痛みとしてでていたサインが瞬時に消えていく体験に驚き、面白がっていました。

    一回の治療で、頭痛がしばらく無くなっていたので、更に鍼灸に信頼を持たれていました。

    出産までの期間、体調を整えるための最重要手段として、お姑さんと一緒に来院されていました。